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蔵書アプリ

蔵書アプリというものを使っている。

これは読んだ本を記録するアプリで、
感想やなんかをメモとして残せて、
その記録をあとでスッと見かえすためのアプリだ。

また、このアプリを使うと、
これまで何冊の本を読みました、
今年は何冊の本を読みました、
今月は何冊読みました、とデータを出すことができるので、
「今月はあまり読めてないから頑張って読もう」とか「今年はこんなに読んだのか」と、何だか読書をするのが楽しくなる。
読書ライフを快適に、より楽しく。

蔵書アプリの種類によっては他人の本棚を覗けたりして、その人がこれまで何を読んだか、どんな感想を持ったか一目でわかったりして、自分と好みの合う人を見つけやすいのも嬉しい。


で思ったのが、この蔵書アプリの落語版は作れないのかな? という。
Twitter(今はXですか)やなんかに、落語会に行ったことを発信する人は、
往々にして演目を公開しているところからみると「この人のこの噺を聴きました」というのを皆に知ってもらいたい、あるいは「自分用の記録としてとっておきたい」というのがあると思うので、親和性は高いと思うんですよね。

・例えば『桃月庵黒酒』で聴いた演目を記録しておくと、これまで黒酒で何を聴いたかスッと検索できる。
・逆に演目で検索すると、どの噺家で聴いたか検索できる。
・聴いた演目、出会った噺家、行った公演が一覧で見られる。
・今週、今月、今年、これまで何席、何人聴いたかわかる。

というのは基本機能として欲しいところ。
これだけでも少しだけ落語を聴くのが楽しくなると思うんですよ。

あと個人的に思うのは、落語は演目の多さがゲームみたいなので、出会った演目がポケモン図鑑みたいに収集できたら楽しいなと思います。


落語を聴いたことのない人に落語を届けるというのは日々熱心に行われています。
しかし大事なのは一度落語を聴いた人がもう一度聴きたくなる工夫じゃないかな? と。
そのために蔵書アプリは良いかなと思っていて、インストールさえしてもらえれば他にやり用はいくらでもあるかな、と。

ただやはりコスト面、そして現在の落語ファンが何万人もいないので利用者が見込めないこと、寄席が地方に無いというところで現実的じゃないですんですかね?
蔵書アプリの映画版なんかはあるので、やはり本とか映画くらいの大きなものじゃないとダメでしょうか。


以前、このnoteのなんかの記事で、やりたいことに『アプリを作る』と書いたんですが、こういうのを作ってみたいです。

誰か金持ちで落語が好きな道楽者が開発してくれないかしら。

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