vol.9 【失業の方、転職を考えている方必見!】雇用保険制度の使い方!1/2
みなさんこんばんは!
ディズニーのキャストによく居そうな人と言われるライターの陽ちゃん(Twitter @yochan_tf)です笑 そして実際レジャー業界に新卒で入っております...笑
そんなレジャー業界もコロナ渦で大きな打撃を受けており、他の業界でも離職をされた方が多いのではないでしょうか…?
そこで!今回はそんなときだからこそ活用できる雇用保険制度を紹介していきます!
1.雇用保険制度とは
2.雇用保険に入る条件
3.まとめ
1.雇用保険制度とは
つまり、労働者が急な解雇や失業によって生活できない状態を防ぐために、政府が支援するのが雇用保険です。
この雇用保険ですが、加入していることによって以下の給付を受け取ることができます。
(厚生労働省より転載)
図で表すとこのように種類が多いのですが、
・失業等給付
・育児休業給付
・介護休業給付
この3つがよく給付として挙げられます。
他、失業時の支援だけでなく、再就職のための資格取得支援などもしてくれています!
2.雇用保険に入る条件
この雇用保険ですが、正社員は強制加入となっており、他派遣労働者、アルバイト、パートの方も労働条件によって加入することができます!
条件には大きく3点あり、
① 31日間以上働く見込みがある
② 所定労働時間が週20時間以上
③ 学生ではない(一部例外あり)
この3点が正社員以外でも雇用保険に入れる条件です。
学生の一部例外としては、卒業見込証明書を持っており、さらに卒業前に就職し、卒業後も同じ事業所で勤務することが予定されている場合は雇用保険の対象になります。他休学中、大学院に在学することを雇用主が認めた上で雇用契約を結んでいる場合も対象になります。
僕も、卒業前から入社する会社で働いていたので、雇用保険に加入していました。
ここで、「雇用保険もお金かかるんじゃ…。」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、保険料は他の健康保険などと比べると格段に安いです!
(厚生労働省から転載)
3/1000の表現が分かりにくいですが、要は給料に対して0.003%の分が雇用保険料となります。
仮に月額20万円の給料の方の場合ですと…。
20万円×0.003%=600(円)
月の雇用保険は600円という計算になります。
ですので、基本的には入る方がメリットが大きいです!
週20以上の勤務かつ学生以外であればほとんどの方がクリアされている条件ですので、基本的に加入になっていると思います。
しかし、Wワークなどをされている方は、もしかすると合計は時間を超えていても、個別に見ると超えていないケースがあります。
その場合は、対象外になりますので、注意が必要です。また、2つの会社に同時に雇用保険に加入することはできませんので、主な収入源となっている会社1社のみの加入となります。
3.まとめ
ここまで解説していきましたが、まとめとして3点!
1. 雇用保険制度とは、「労働者が急な解雇や失業によって生活できない状態を防ぐために、政府が支援する制度」
2. 雇用保険は正社員は強制加入、他派遣労働者、パート、アルバイト等も条件を満たしていれば加入〔①31日間以上働く見込みがある、②所定労働時間が週20時間以上、③学生ではない(一部例外あり)〕となる。
3. 雇用保険に加入できるのは1社のみで、Wワークなどの場合は各会社での労働条件によって加入が決まる(合計では計算されない)ので、加入したい方は要注意!
普段の給料明細でよく見る雇用保険ですが、なんと入っているだけでいざというときの支援をしてくれていたんです!
知っていると知らないとで後々大きな差が生まれますので、今回の内容はぜひ押さえておいてくださいね!
次回は、実際に雇用保険の支援をどう受け取るのかを解説していきます!
それでは(*^^*)
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