見出し画像

六甲縦走キャノンボールラン 3/21

今年の目標

1日中雨が降り続く中、六甲キャノンボールに参加。
2021年の目標は六甲縦走!

2021年にトレランを始めると言うちっぽけな目標をひっそり立てており
幸先よく、1月の中旬にトレラン一式を購入。
会社の方と初めてトレランを1月27日に行ってと初トレランから
2ヶ月経たない中での縦走大会。

正直、今日まで本当に億劫で迎えた六甲縦走。
億劫な要因は複数。。

①練習不足

2月のフットサルで足首も盛大に捻挫してから
大会10日目に違和感は残るもようやく練習開始。大会10日目に違和感は残るもようやく練習開始。

10日前の練習は新神戸から再々山公園往復で10キロ。
10キロでさえへばって歩くことが多い。
こんなので大丈夫かと。。

そして宝塚から摩耶山までの20キロ。
とにかく宝塚から六甲最高峰までの登りがきつい。
スタートから厳しい傾斜の坂を登って行き、途中の山も岩道が続いて体力が奪われる。迷いながらも何とかYAMAPを頼りに掬星台に到着。
後半のロードランがきつくて歩いていたが、走れなくても完遂は出来そうかなという実感は湧く。


②天気予報が雨☂️
前日の夕方から当日の夕方までずっと雨。
降水量は終始2~4mmの予報とまあまあ降る予報。

そもそも雨の中トレイル走った事もないのでテクニカルな面でも不安
ましてや初めての距離で体力が持つかも不安。
雨と自然は人を窮地に追い込む事は人生で何回か経験している。

「原付で長野まで行った時に、ゲリラ大雨と山越えにより体が冷え込んで震えが止まらず意識を保つ事にとにかく集中した記憶がある。
山を越えている時は、近くに雨宿りできる場所もないので、とにかく山区間をいち早く通り抜けないと身体が保たなくなってしまう。」

③不吉な予兆が発生

何故か身近な物が折れたり、時計が急に落ちて壊れるなど不吉な予兆が
多く発生。笑

あまり信用しないが少し不安になる。。

ざっとこんなものだろうか。


そして来るキャノンボール当日。

画像3

画像4



大方の予報通り、朝起きても雨がしとしと降っている中
スタート地点の宝塚に向かう。

途中乗り換えの西宮北口には既に同志がちらほらと見られて。
気づけば同じ車両にはトレランザックに雨具を身に纏う方が沢山。

今まで大会を出たことが無かったので、帽子やサングラスや格好などを参考にスマホにメモしつつ到着。スタート地点である塩尾寺休憩所まで15分を歩くも、早速雨足が強まっている。
スタート地点に向かう中で、昨夜の21時にスタートした方が数十名戻っていて挨拶をしていく。挨拶はするもしんどい顔の方もおられて気が引き締まることを感じながらスタート地点に到着。

受付は時間かかるかと思ったら30秒掛からずで終了。
また、スタートが決まっているかと思いきや、自由スタート。
一人なこともあり、良い集団を見つけたいと考えるも、雨も降っていて待ち続けるのもアホらしくなり、考えてから1分後にはスタートを切る。

画像5



塩尾寺〜六甲山頂

トレイルに入ってから秒で泥んこまみれに。
水たまりが散りばめられていて、シューズの中に水も入る。
最初は不快感があったものの、気にせず水溜りにドボドボしながら進む。
六甲山までの途中の道のりは道幅が狭く抜かすことが難しいエリアにて渋滞にハマる。渋滞は車でも歩行者でもイライラするのか雰囲気が悪い。笑

どうしようもないので、休憩期間と言い聞かせてロード区間になったところで差をつける。
どうやら歩き組とトレラン組がいるっぽい。
服装が明らかに違っているが、トレラン組の方が少数にも見られた。
ロード区間で渋滞区間で見つけた早そうな人をマークして六甲山まで一緒に走りあっという間に到着。
六甲最高峰に行く暇も余裕もなく、通り過ぎる。

画像6



六甲山頂〜掬星台

六甲山頂から、そのままずっとロードを駆け抜けてガーデンテラスと。ロード区間はランナーに着いて行きながらお話をして、このままなら結構良いペースでゴール出来るかもとテンションも高まる。
そして疲れもそれほど無かったので、意外と行けるではないかと一番テンションが高かった。笑

しかし、そのテンションが崩れるのもあっという間だった。
下りのトレイル区間に入ってからロードを走っていた人に全然着いていけない。
トレイルと言っても階段トレイル。
今まで走っていた人は30秒もしないうちに見失い、ロードで抜いてきた人にも抜かされる。
トレイル経験値が低いのは分かっていたが、これほど差を着けられるとはとショックを受けながら進んでいく。

そしてこの下りトレイル後のロード区間は全然走れなくなってしまった。
足取りが重くなり、目標も見失い歩きとランのミックスにて掬星台に向かう。

掬星台は今回初めてのエイドとなり、

シューマイ、ポテト、ブラウニー、ビールを頂く。
補給食と比べて暖かい飯はやはり染みるし美味い。


画像7

画像8


5分程で心惜しい中で再出発。
ここから先はまだ踏破してないエリアなこともあり1番の難関エリアにしていた。

掬星台〜鵯越駅

そして掬星台から市ケ原までは、岩道の下りがずっと続く道。
事前情報では須磨浦スタートの掬星台は永遠と続く道のようできついとの事であった。

この岩道下りは雨のスリップ状態なこともあり怖く、ペースが上がらない。
疲れもあってか、下りがリズムよく行けない。
永遠と続く岩道とスリッピーな路面でかなりきつい区間であった。

市ケ原に出ると以前見た景色から一安心。
周辺にも同じペースのランナーが揃ってきてなんとかペースで行けたらなと。
エイドも続いて補給を繰り返す。
エイドは食事もあるが、人の温かさに元気をもらえる。

そして本日の難関である鍋蓋山と菊水山に挑む。
ここは更なる岩道のアップダウン。
登りで体力が奪われ、下りでも段差が大きく疲弊する。

この辺りでようやく悟ってきた。
20キロ越えてからめちゃきつい。
フルマラソンサブスリー目指そうと思っていたが難易度めちゃ高そう。
てか、走ってもハーフまでしか走りたく無いと。笑
鵯越駅手前のエイドでキーマカレーを注入。
日本酒、焼酎も流石にこの疲労度では飲む気にならない。

画像9

そうはともあれ、もう半分は切っているし、走れなくなったり下りはガタガタだけれども、幸い体調も怪我も無いので1歩ずつ着実に進んで鵯越駅に到着。

一番退屈な市街地を抜けて須磨アルプスの横尾山に向かう。
須磨出発を2回しているので、ルートは把握しているものの逆走が初めて。
それほどアップダウンが無かった記憶ではあったがかなり登っていく。

名勝須磨アルプスは霧がかかっており、写真タイムは無しで、早々と進み高倉台手前の階段までひたすら登っていき、400階段を降りて市街地へ。

画像11

もう最後の登りと言い聞かせ階段を登って、旗振山まで向かう。

最後はフラットなトレイルと下り階段のみでゴールも近かったので走り続けて須磨の海を見て感動しつつゴール地点の須磨浦公園へ。

GOAL〜


最後は気持ちよく走れて満足。
なんやかんや、やっぱり走るの楽しいし、ずっと走り続ける体力も欲しいなと。


ロボ次郎との写真を近くの人に取ってもらい
グチャグチャの服装で電車に乗り帰路につきました。


今度はナイトスピードも出たいし、パワーも出たい。
後は仲間と出てみたいです。切実。


雨の中走られた方お疲れ様でした!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?