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フードチェイン!その2

こんにちは。れこ/recoと申します。今回はフードチェイン(カタカナ表記はデッキ名を指します)の様々デッキリストを見ていき、それぞれの特徴を解説していきます。今回は自分が気になっている2つのリストをご紹介。

まずどのデッキでも共通のデッキ相性を簡単に。

有利:メインでエンチャントを処理するカードの少ない中速以下のフェアデッキ(青白奇跡、青赤黒コントロールなど)

五分:プレインズウォーカーを使った中速デッキ(ストンピィ系デッキ、石鍛冶系デッキ、ニックフィットなど)、デス&タックス

やや不利:デルバー系デッキ

不利:自分よりも早いコンボデッキ(ショーテル系、リアニメイト、ANTなど)

と言った感じです(筆者の体感によるものなので、違う意見もあるかも)。

これらを踏まえた上でデッキリストを見ていきましょう。


■フードチェインストンピィ

2マナランド、「金属モックス」を駆使し、1ターン目に「虚空の杯」X1を唱え、相手の行動を制限することをデッキに加えた形になります。

デッキレシピはこちら。

「虚空の杯」の採用により、フードチェインが苦手だった、自身よりも早いコンボデッキにある程度の耐性が持てます。マナ加速をするカードは、単に「虚空の杯」を唱えるだけでなく、コンボ自体を成立させるターンを短縮する意味合いもあります。一般的な、金属モックスを採用していないフードチェインでは不可能な、1ターン目に「運命の操作」や「食物連鎖」を唱えることが出来ます。また、マナソースが24枚に加えて2マナランドを採用している都合上、マナフラッド気味になることもありますが、そういった状況では「ハイドロイド混生体」が強く使え、無限マナから唱えれば、フィニッシャーを探す役割を担うことも出来、とても使い勝手のいいカードと言えるでしょう。

弱点は、除去が非常に薄いところです。速度の速いクリーチャーデッキに対して、「罠の橋」を設置するのが遅れたり、コンボが早く決められなかった場合あっさり負けてしまうこともあります。具体的にはデルバー系のデッキが挙げられます。現在「削剥」がメインデッキで採用されているのも向かい風だと感じられます。

とは言え「金属モックス」を活かした速度の向上は、「死儀礼のシャーマン」の禁止を受けてから下火だったフードチェインに新しい風を吹き込んだと言って過言ではありません。今自分がもっとも注目しているデッキなのでよければぜひお試しください。


■緑頂点型フードチェイン

「緑の太陽の頂点」を採用し、序盤にはマナクリーチャー、中盤には「トレストの使者レオヴォルド」や「漁る軟泥」、終盤には「激情の共感者」をサーチし、柔軟に対応できるようにした形になります。

デッキリストはこちら。

「緑の太陽の頂点」により、中盤以降引いて弱い「極楽鳥」を始めとするマナクリーチャーの枚数を減らし、その分をシルバーバレットに割くことが出来ます。上記のリストにはまだ採用されていませんが、今なら「溜め込み屋のアウフ」を採用しても良いでしょう。

「緑の太陽の頂点」を採用している都合上、フィニッシャーが「引き裂かれし永劫、エムラクール」になっています。これにより少しだけショーテル系デッキへの耐性が上がっています(相手の「実物提示教育」に対してエムラクールを出すことができるため)。

弱点は、やはりデルバー系デッキと早いコンボデッキです。デルバー系には除去が通らなくもないですが、3色デッキの都合上「不毛の大地」がどうしても刺さってしまう盤面があったり、クリーチャーを「稲妻」など軽量除去によって処理されながら素早く殴りきられることが多いです。早いコンボデッキに対しては、メインは勝てたらラッキー程度に考え、サイドからしっかり対策カードを投入します。場合によってはコンボプランを捨て、対策や除去をサイドインすることもあります(エルフなど)。


■終わりに

他にも今回紹介しきれなかった型も色々あります。青緑白型ピースヘルムフードチェインや青緑黒コントロール型フードチェインなどですね。それぞれ一度は試したことのある型ですので、気になる方がいらっしゃるようならそれらの記事をまた書こうと思います。

今回はこの辺で。

リクエスト、要望などがあれば@rairaimucchinまでご連絡下さい。





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