見出し画像

身近にある気になった「バーコード、QRコード、RFID」

こんばんは!
てじです。

今日はお昼ごはんを食べている最中にふと目に止まって気になったので、身近にある便利なものと題して「バーコード、QRコード、RFID」について書いてみたいと思います。

画像3

まずは簡単にバーコード、QRコード、RFIDについてまとめると
バーコードはバーの線の太さとスペースの組み合わせによって数字やアルファベットをコード化したものです。スーパーやコンビニなどの商品のパッケージに表示されていますよね。このバーコードのことを「一次元コード」とも呼ぶそうです。
使用用途としては商品の在庫管理に役立っています。
ただし盛り込める情報量がとても少ないところが難点でもあります。

QRコードは縦と横の二方向にドットを配置させ、情報を持たせたものです。
「二次元コード」とも呼ばれます。バーコードよりQRコードの方がコード化できる情報量が多く、従来のバーコードが20桁程度の情報量しか扱うことができなかったのに対し
て、QRコードは数字のみでも最大7089文字を扱うことができるようになり、数十倍から数百倍の情報量になりました。また英数字だけでなく、URLアドレスやメールアドレス等の情報を埋め込むのに適しています。

ここでちょっと小話。このQRコードは自動車部品メーカーのデンソー開発したもので、当時、工場内の部品管理のためバーコードをひとつひとつ読み取っていた時に、非常に効率が悪い、作業員から疲れる、バーコードよりも多く情報量を盛り込みたいとの声が挙がり開発を進めたそうです。
そこで「正確に速く読み取れること」を目的に2年の歳月を経て完成したそうです!
日本の技術力すごいですよね!!

RFIDとは、電波を用いて商品に取り付けられているタグのデータを無線電波によって情報を読み書きする仕組みです。
このRFIDの仕組みは日常生活にかなり浸透していて無くてはならないものになっています。身近なところでは電車を乗るときに便利なSuicaやPASMO、高速道路で使われるETCカードなどが挙げられます。

それぞれの使用事例としては
バーコードはスーパーやコンビニなどの商品のパッケージに表示されているところがよくみかけますね。

QRコードは多種多様なところで使われており、
・工場の製品管理
・チラシやポスターの広告
・コンサートやイベント、飛行機などの電子チケット
・電子決済に使用(中国では盛んで、日本でも〇〇payって感じで普及してきています)
・SNSのアカウント情報の交換

今や見かけないことがないくらい普及してますよね。

RFIDは目に見えない形で身近なところに普及しています。
・SuicaやPASMO、高速道路で使われるETCカード
・万引き防止や徘徊防止に役立つセキュリティゲート
・POSレジ、棚卸作業
・回転寿司の皿の裏にRFIDタグを貼って、鮮度管理

画像2

中でもRFIDを導入したことによって事業展開がうまくいった事例を挙げてみたいと思います。

■ユニクロのケース
世界に展開するユニクロは、全店(約2,000店舗)でRFIDを導入しています。初期投資は数百億円と高額な費用になりますが、導入したことにより、在庫管理が改善されたそうです。
今までは各工場、各店舗で人の手によって在庫管理を行なっていたので、チェックする時間やエラーが発生してしまい、どうしてもうまくいかないところがあったそうです。
しかし、RFIDを生産段階から導入したことにより、商品数量や在庫場所がすぐに確認でき、さらに商品情報も共有可能になってエラーが大幅に減ったそうです。

■ローソンのケース
ローソンでもRFIDの実証実験が導入されています。RFIDを一部商品に貼り付け、商品在庫や消費期限の情報をリアルタイムに取得できるシステムを導入しました。また商品をレジ機械の中に入れると自動で読み取って会計をしてくれるレジも開発されストレスなく買い物が出来て便利ですよね!

RFIDが今後も発展していくことにより、
・少子化による人手不足の改善
・労務コストの削減
・在庫管理、食品ロスの軽減
が見込まれます。

RIFDのICチップのコストはまだ高く導入するにはまだ投資のハードルが高いようですが拡大していくとより便利になっていきますよね!今後の展開としても効率的に企業間の連携強化も期待できます。経済産業省は、コンビニエンスストアやドラッグチェーンでRFID導入を、2025年を目安にしているそうなのでそれが可能になるように動いている状況だそうです。ただ、セキュリティやプライバシーの問題もあるので、どのように対応しながら展開していくのか今後注目されていくことだと思います。

画像2

ということで、今回はこんな内容のお話を書かせて頂きました。
また良かったらお付き合いください。
最後までお付き合い頂いてありがとうございました!

ではまたまたまた~


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?