18歳の写真日記

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最近の記事

雲の上

絶対なんかない。 テレビの情報に惑わされる無能者。 一体いつになったらこの世は変わるんだろうか。 あー寒い冬がやってきた。

    • 狭い箱の中に黒い影が3つ。いつも追い打ちをかけて来る。 それに負けじと1つの白い花が咲いている。それはすごく力強くて決して屈しない。 でもなぜだろう。なんとなくそこは落ち着いて、でも時に居心地が悪くなる。 人は矛盾の中に生きていて、いつも黒が存在する。

      • 田舎

        穏やかな風に身体が吸い込まれる。 セミの群れに紛れる声無き猫。 畑を見るとそこはいつもとは違う心地よさを感じ、虫たちが無邪気に遊ぶ。 くるくる回る風車に目を取られていると全てを忘れて原点に戻る。

        • 未知の空間

          周りは暗くて彼らだけオレンジの灯りを浴びている。 どうやらベースがリーダーのようだ。彼は顔の表情でみんなに指示をしている。 ベースの音が深いように彼の顔も深く顔を不満げだ。 スピーかーが近かったのか耳にキーンと来る。 初めての空間。胸が躍るこの感覚を忘れないだろう。 目の前でこんなに活躍されると自分もこんな風になりたいなと嫉妬心を抱いてしまう。気づかないうちに影響されていた。 拍手が鳴り響くその会場はみんなが一体化して音楽を作り出しているようだった。

          どうでもいい

          なぜ人は人を批判するのだろう。そう考えた時パッと思い浮かんだのが、自分の嫌いな事ははっきりと言える人間の本性ではないだろうか。 人のどうでもいいことをsnsに取り上げて、みんなの共感を得る。正直整形したとかどうでもいい。そんなことを共有してなにになるのか。芸能人は可哀想だ。同じ人間なのにあんなに批判されたりどうでもいいことを取り上げられたりする。人の好きにさせてあげてはどうだろうか?その人がなにをしようとどうでもいいじゃないですか。

          気づく

          自分の道に迷った時、この先のことが不安だったり。 そんな時が僕には結構ある。でもある日、パッと目覚める。 「これが私の人生だ」って。そんな時に思う事は大抵その後、成功したりする。 思いつきっていうのはすごいもんだ。 僕は勘で行動したり、思いつきで行動したりする人間が好きだ。 自分の人生を楽しんでる証拠でもある。

          仕事仲間

          いつもそばに相棒がいる。変な距離感も無い。 なにをしたって変な顔をしないこいつ。 いつも俺を見守っててくれる。最高の友。 膨大な夢だって持つ。こいつはいつも俺を認めてくれる。

          この季節になると家の外から聞こえる、花火の音や祭りの音、そして雨の匂いに目が醒める。

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          未来

          少女がこっちを見ているのが見える。 その顔はまるで僕に助けを求めているようにも見えた。 その手には汚れた札。それが少女を飲み込もうとする。 周りには白いバリアとネズミの大群。 その大群の中には未来も見える。

          「ありがとう」と。

          彼女は去った。理由もなく。 その姿はまるで天使のようで彼女だけ輝いて見える。 一歩一歩、僕から離れていく。その一歩一歩が地面を伝わり僕の身体に染みていく。 風に押されるように彼女を追う。でもその天使も風に押されているせいか、追い付けない。 どんどん遠ざかっていく。最後に一言だけ言いたかった。 「ありがとう」と。

          「ありがとう」と。

          人々の声が聞こえる。そして鳥のささやき。 こうして目を閉じて耳を澄ますと全てがはっきり聞こえる。 それが僕の歌となって空に響く。そして橋を揺らす。 一歩踏み出すとその音達はまた違う音に聞こえ、また歌となり雲までをも揺らし始める。

          本当の道

          一歩踏み出せばそこは黒い煙で包まれている。 みんな同じ空気を吸っている。 太陽の灯り、月の光、それは朝と夜の区別をつける。 時間は時として人を惑わす。仕事、遊び、自分との時間、恋人との時間。 不安、緊張、焦り、それが徐々にストレスとなっていく。 「時間は自分で作るものだ」多くの人がそう言う。 人に左右させられることもあるだろう。 よく考えたら自分の時間などほとんどなく、人との時間が多くなる。 人間関係に疲れる。だったらその嫌なことをほったらかしにしてしまえ

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          1人じゃない

          「ただいま。ロン」僕の足元には愛犬がいる。 帰ったら必ず駆け寄ってくる。彼は僕の心の拠り所なのだ。 僕は昔からひとりぼっちだった。友達も出来なかった。 そう悩んでいる時、彼がやってきた。 捨て犬だったらしい。それを父が拾ってきた。 僕には母もいない。数年前に死別した。 その寂しさを埋めようと父が彼を拾ってきたのだ。 最初彼は懐かなかった。捨て犬だったからだろう。 餌をあげても食べないし、触ろうとすると逃げてしまう。 だがある日、僕が帰ると彼は駆け寄ってきた。

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