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“困ったちゃん”対策 ☆その7☆ 『愛情いっぱい』 ありがた迷惑  お節介系

先週から、「どこの職場にもいる “困ったちゃん” 対策」について
シリーズでお伝えしていきますね!



その“困ったちゃんの言動”の根元はその人の生まれ持った「気質」が影響している可能性が高いのです。



こんなにたくさんの人がいるのに、”困ったちゃん”のタイプが
ほとんど一緒なんて不思議です。


“困ったちゃん”の「気質」を理解すれば、対策や改善の方法は簡単です♫


「エニアグラム」で謎解きしてみましょう!

“困ったちゃん”対策 ☆その7☆

『愛情たっぷり』 ありがた迷惑 お節介系


このタイプ一言で言えば「愛されたい」



「このお仕事、やっておいたからから」「これとっても便利だから使ってみて!」「あんなにやってあげたのお礼も言わないのよ!」先回りして色々やってくれるけど…  頼んでもいないのに…ちょっと迷惑。

なんて人いませんか?



本人は悪気はないかもしれないけど、正直「うざい!」「親切心の押し売りは迷惑」「いい人アピールやめて!」
って言ってみたいですね。


この意識高い系の「エニアグラム」タイプは



タイプ2の「助ける人」

** 愛に溢れた人間関係を重視する尽くすタイプ **

メンタルコンディションが整っていれば、見返りを求めることなく、無条件に与えることができる寛大な人です。真の「助ける人」側にいてくれると、どんなに安心できることでしょう。

ただ、メンタルコンディションが下がってしまうと、相手が感じていることや必要としていることを「自分はわかっている」と言う思い込みが強くなり、自分が良いと思ったことを相手に押し付ける「お節介」に走ってしますのです。

勝手にお節介を焼いているのにその親切に「気付いてもらえない!」となると、感情的になって相手を敵視し、悪口を言いふらす行動をとってしまいます。極端な言い方ですが「ストーカー」的行為をします。

「あるがままの自分では、愛されない」という無意識な「恐れ」を抱えています。自分が相手に何かしてあげたら、相手に必要とされ、愛されると言う思いを描くのです。だから、常に相手に関心を持ち、精一杯何かをしてあげる行為をするのです。

お節介系の“困ったちゃん”の対応方法

「 プライド」を大切にしてあげること。

「助ける人」のプライドは
「見栄っ張り」や「偉そうにする」と言うことではありません。「人のために良いことをやっている」と言う意識は「人」よりも自分をその上に置くことで、自分自身の「プライド」が保たれているということです。「施す」というような感覚なのかもしれません。

「 プライドを大切にしてあげる」ってどういうこと?

お節介の根源は「思いやり」「愛を与えている」意識です。
その気持ちに寄り添い理解してあげることです。

なぜ、「プライドを大切にしてあげる」のか



このタイプは「あるがままの自分では愛されない」という「恐れ」の中で生きています。自分自身の存在価値のために必ず「対象者」が必要になります。

「思いやりを与えるプライド」を身につけることで、対象者からの見返りを求めなくても「愛される価値がある」という自覚を持つことができ、自然と「見守る愛」や「思いやり」を体現することができます。


なぜ、そうなるのか



生まれ持った「無意識の気質」がそうさせます。
本人もこんな態度取ったら嫌われてしまうとわかっているのです。
でも「気質」が自動反応して、必死に自分自身を守ろうとしているのです。


「えぇ〜」そういうこと?って思いますよね。

「そんな面倒臭い事してないで、とっとと成長してくれよぉ〜」って
思いませんか?


「助ける人」の成長の一番の近道は、「自分自身の助けが必要なこと」に目を向けることができることです。常に「相手」を助けることに夢中になっているので、「自分自身の助けが必要なこと」を見ることができません。

相手からの一言で「助けてもらうこと」を許可することができます。
自分自身の「素直さ」や「謙虚さ」に気がつくことで、自分自身に目を向けることできるのです。

“デキる上司”なら、心を開いて成長させてあげてください!


「助ける人」を承認して鎧を脱いでもらいましょう!


「承認」されたことが嬉しくて、素直に指示を受け入れてくれますよ。



メンタルコンディションが整ってくると本当に『愛情たっぷり』な「助ける人」になります。

逆に
このタイプは、自分が与える「親切」を当たり前のように扱われることことに怒りを感じて職場の環境が悪くなってきます。陰口を言いふらしても自分を正当化していくので、さらに扱い辛くなります。

メンタルコンディションが下がっている状況になったのは、これまでの環境で本人が求めている「承認」に出会わなかっただけなのです。




まとめ


「このお仕事、やっておいたからから」「これとっても便利だから使ってみて!」「あんなにやってあげたのお礼も言わないのよ!」先回りして色々やってくれるけど…  頼んでもいないのに…ちょっと迷惑。

って時には

「いつも、周りを気にかけてくれてありがとう!」
「失敗も経験、成長する過程を一緒に見守っていこう! リカバーが必要な時には君の経験が力にになるからその時は頼むね!」「君が困ってることがあれば力を貸すから、黙ってないで、いつでも声をかけてね」


って言葉で「助ける」本質を伝えてみてください。
普段の自分の行為を承認してされていることが理解できれば、積極的に動き出していきます‼︎


「未来の面倒見の良いリーダー」金の卵ですよ!



「助ける人」が成長された暁には
「◯◯さんに出会って、人生が変わりました!」って言ってもらえるかも!


ぜひ、お試しくださいませ🎶

ここまで、お読みいただきありがとうございました。



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