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【YouTube】失敗しないサムネデザインのコツ9選

こんにちは!
サムネデザイナーのヒロです。

デザイン会社での実務を経て、今は独立して数々のYouTubeチャンネルのサムネイル制作も手がけています。

今回の記事では、↓こちらのサムネを少しずつ添削しながら、失敗しないYouTubeサムネイルのコツ9選を解説します。

Before
After

サムネのデザインで重要なこと

YouTubeチャンネルの成長には、サムネイルデザインが大きな役割を果たします。視聴者が動画をクリックするかどうかは、サムネイル次第と言っても過言ではありません。

サムネについては、デザインの奇抜さを追求するよりも、やってはいけないことを確実に避けることで、より確実にクリック率を高めることが可能です。


1. 読みにくいフォントを使わない

読みにくいフォントを使うと、視聴者はサムネイルを瞬時に理解できず、結果的にクリックを避けてしまいます。特に、細いフォント、手書き風フォント、過度にデコレーションされたフォントは避け、視認性の高いものを選びましょう。 

私の推しは、源ノ角ゴシックのHeavyです。下の例も源ノ角ゴシックです。

YouTubeサムネイルのフォントは太く視認性のたかいものにしましょう。源ノ角ゴシックが私の推しです。

フォントが太くなっただけでも、多少はマシになりました。

2. 文字数を多くしない

サムネイルに文字を詰め込みすぎると、全体がごちゃごちゃして見え、情報が伝わりにくくなります。伝えたい内容を絞り、必要最低限の文字数で表現するよう心がけましょう

目安としては、1サムネイルにつき20文字前後までです。

というわけで、文字を削ります。

「は」「の」等の助詞はよほど意味がない限り省略し、必要であれば文字数の少ない同義のものにコピーを変更します。(例:9つの→9選)

YouTubeサムネイルの文字数は20文字くらいがベストです。

あれあれあれ?
思った方がほとんどだと思いますが、まだまだ変わりますのでご安心ください。

3. 右下に重要なキーワードを配置しない

YouTubeでは動画時間がサムネイルの右下に表示されるため、重要なキーワードを配置してしまうと隠れてしまう可能性があります。重要な情報は中央や左側に配置し、確実に視聴者の目に留まるように工夫しましょう。

YouTubeサムネイルでは、右下に重要な情報を入れないように注意しましょう。

↑では「失敗」の文字が見にくいので、位置をずらします。

でも、これでは文字のサイズもレイアウトも全然だめなので、ここから更に手を入れます。

4. 読みにくい文字サイズにしない

文字サイズが小さすぎると、スマートフォンやタブレットなどの小さな画面で視聴するユーザーには読みにくくなってしまいます。特に、キーワードや重要なフレーズは大きめの文字サイズで表示し、目立たせることが大切です。

というわけで文字サイズを変えつつ、レイアウトも変えてみました。

だいぶそれっぽくなってきました!

YouTubeサムネイルのフォントサイズはこちらをご参照ください。

YouTubeサムネイルのフォントサイズ目安

小さいテキストと大きいテキストで、ある程度サイズに差をつけたほうが、絵全体にメリハリが出てプロっぽくなります。

5. 読みにくい文字装飾をしない

暗い背景×暗い文字では視認性が低下し、動画がクリックされにくくなります。

暗い背景の場合は、文字は明る目に装飾。
色は2〜3色+白黒だと上手くまとまりやすいです。

今回はこんな感じで装飾してみました。
パープル、イエロー、白黒ということで、2色+白黒のシンプルな組み合わせです。

サムネイルに使える文字スタイルを無料配布中

私からは、↑で使用したような装飾プリセット12種類の無料配布を行っています。

フォトショップやイラストレーターで読み込むと、お好みのテキストにワンクリックで装飾を適用できます。

無料ですので、是非お試しください。
ダウンロードはこちらからどうぞ!

6. 暗い画像や人物を使わない

サムネイルが暗すぎると、全体的に見えづらく、ユーザーの関心を引くことができません。明るく、コントラストのはっきりした画像を使用し、視覚的にわかりやすいサムネイルを作りましょう。

↓の例でも、人物が暗すぎるので、人物補正を行いました。

サムネイルの人物補正が重要な理由

慣れれば1分で終わるような補正なのですが、これだけでも雲泥の差です。
人物補正については、こちらの記事で解説しています。

というわけで、サムネイルもいよいよここまで仕上がりました。

このままでも十分いいのですが、さらにオプションで光エフェクトで高級感を出してみます。

光エフェクト素材
光エフェクト素材

完成!
いかがでしょうか。

光のエフェクトがテキストにかかることで、より一層仕上がった感がありますね。

光エフェクト素材については、こちらの記事でも解説しています。

7. サムネの訴求と動画内容をずらさない

サムネイルと動画内容が一致しないと、視聴者の期待を裏切ることになり、チャンネルの信頼度が低下します。

例えば、こういうサムネがあったとしましょう。

「ええー!!せっかく競争を勝ち抜いてメガバンク就職したのに、なんで辞めるの?」と思うユーザーを動画に誘導しておきながら、

その肝心な「結論、◯◯だから!」の部分を、はっきり言っていない動画。

ユーザーからすると、「はっ!?せっかく見たのに結局なんなの!?」となります。はい、BAD押されてもう戻ってきてくれなくなります。

他にも、まだ開設したばかりのチャンネルでファンも大していないのに、「重大発表!」みたいなタイトルで、内容はチャンネル運用者の会社名が変わりましたとか。

正直、どうでもいい発表ですよね。

サムネイルには動画の要点を簡潔に示し、視聴者に正確な情報を伝えるよう心がけましょう。

8. 興味が引かないようなタイトルをつけない

サムネイルには、視聴者の興味を引くようなキャッチフレーズやフックを入れることが大切です。タイトルと連動させることで、より多くのクリックを促せるサムネイルになります。

サムネやタイトルのなかに、「えっ?そうなの?気になる!動画ぽちっ!」と思わせる釣り要素(私はフックと呼んでいます)を入れていますか?

これは説明すると長くなるので、こちらの記事にまとめました。是非ご覧ください。

9. 他の動画とサムネのデザインを合わせない

チャンネル内で統一感のないデザインにしてしまうと、視聴者にとって混乱を招き、チャンネルブランディングが失敗する原因になります。

フォント、カラー、レイアウトなど、一定のルールを設けてサムネイルをデザインし、チャンネル全体に一貫性を持たせましょう。

まとめ

というわけで、今回は↓のサムネイルを添削しつつ、サムネのデザインで失敗しないコツについて解説しました。

Before
失敗しないYouTubeサムネデザインのコツ
After

サムネイルデザインは、視聴者の目を引き、動画をクリックしてもらうための重要な要素です。今回紹介した9つのポイントを意識することで、失敗しないサムネイルを作成し、チャンネル全体の成長を促進できます。デザインを行う際は、視認性、統一感、訴求力を意識し、効果的なサムネイルを作成していきましょう。

当アカウントでは、PhotoshopやIllustratorのTipsや、サムネイル、デザインに関するテクニックを配信しています。定期的に無料配布等も行っていますので、是非フォローをお願いいたします。

それではまた!



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