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メーカー不明の蛍光ペンを調べる

数日間のカリキュラムの研修に参加した。アメリカの団体が母体となっている研修で、配られたテキストはかろうじて翻訳版だったが、その他の参考図書の書籍数冊はすべて英語のペーパーバックだった。少しアメリカの空気を感じるその研修で、テキストと一緒に配られた物の中に、見たことのない蛍光ペンがあった。

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研修に出たかいがあった!と率直に思った。

真面目に計算すると、研修費用でこのペンが数千本は買えそうな話なので、「出たかい」というと流石に失礼。数日間のカリキュラムと試験をクリアしたので、まぁそれはそれ、これはこれとしておこう。

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ノベルティとなっているので、写真に写っていない裏面には研修の協会名のプリントがある。しかし、それ以外何も情報がないのである。

そう、、、見たことないぞ!やったー!と喜んだのも束の間、どこのメーカーかすら分からない蛍光ペンを手に入れたのである。

そうなるとこのペンが何なのか調べる義務がある。研究ユニットの使命。テキマカがしなくて誰がする!

さてさて、ヒントは3つ。

・本体にある模様
・キャップにあるロゴ?と小さな文字
・本体の素材

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その1.本体の模様から考えてみたが、これを検索できる文字として表現するのは不可能と高速で判断。どういう模様なの?これ

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その2.Sをモチーフにしたであろうロゴとその下にある"souvenir"の文字。お土産??いやいや、ロゴまであるのにお土産てことはあるまい。これは突破口になる気がするが、単語があまりに一般的なので組み合わせるキーワードがいるなぁ。。。

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その3.このグレー部分の素材、これがBicのMarking Gripのグレー部分の素材と似ている気がする。しかし、Bicの名前はどこにも見当たらないので、Bicブランドを隠した商品展開だろうか?

そんなことを色々考えながら、検索を繰り返したところ、、、

発見ー!!!

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これこれ!なんか私の手元のにはついていないロゴが騒がしいのが気になるけど、でもモノはこれ!間違いない。

こちらね↓

どうやらSourvenirというブランド名で展開しているノベルティ用の蛍光ペンみたい。メーカー名かブランドか分からなかったけど、このページの最上部にもBicのロゴとBic Boyがいる!!やっぱりBicがらみかー。

はて、しかし"graphic"ってなんだ???Bicではないのか?

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ということで引き続きBic Graphic社を調べると、

なるほど。わかりました。アメリカのプロモーション業界の大手の1社なんですね。つまり市場にある製品にロゴなどをプリントしたノベルティ製品を企業に提供する会社。取り扱ってる品も、ペンだけでなく、USBメモリやネックストラップなどなど、よくイベントで配られるあれですね。アメリカのBic Graphic社で調べたけど、UKなど世界中で幅広く事業展開しているBicグループの事業みたい。

というわけで、テキマカの調査の結果、こちらのペンはBic graphic社がノベルティ製品として展開しているSourvenirというブランドのLark Highlighterという蛍光ペンということが分かりました!調査終了ー。



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