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ワープしました。(写真展を開催しました)
noteを書くところまで行きつかぬまま、4月になってしまいました。しかももう終わりそう。ほんとは、色々、書きたいことはあったのですよ。ワープというより、もう息つく間もなく走っていました。
まず、やだ…事後報告…?他のSNSでは逐一お知らせしていたのですが、大きな個展をやりました!知ってた?知ってて!(知らなかったらごめなさい)
最初の奇跡かと思っていた、いや、思いたくなかった、あの新宿北村写真機店で、2度目の個展を開催できました!しかもまた1ヶ月間ほど。ここまでくれば、もう奇跡じゃないんだとしっかり思えた有意義な展示でした。物事が進む時って、予期しない時だったりします。1ヶ月ほどの準備期間だったので目が回りました。前展示「Scent of a...」での経験が大いに役に立ちました。すべての工程を知っているのは強い。なにをいつまでに納めればいける、というリストと期限が把握できていたので可能だったと思います。初展示だったら死んでた。
花澄写真展「世界に、なにを見よう」
2024.2.23〜3.19 新宿北村写真機店
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1月の下旬に相棒タンバールを持って北海道釧路を撮影してきたのですが、その出来高が想像よりも良く、決心できたのでした。北村写真機店館長白川さんは、お会いする度にまたやってくださいね!とおっしゃってくださったのですが、それっていつだろう…次に本を出すタイミングかな…などと思っているうちにあれよあれよとご縁があったのでした。人生いつ何が起こるかわからない。決まったらもう、ダッシュのみ!
ステートメントをここで改めてご紹介しておきます。
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「世界を見つめる時間が増えました。おそらくみなさんもそうなのではないかと思います。世界では様々なことが起こり過ぎている。そう思って自分の写真を見返してみると、それでもいつの時代もどんな状況でも、ただただその中にある美しさを掬い取り、残したい、という思いで撮っていることに気がつきました。一切のブレがない。
世界は美しい。この姿勢はカメラを手にしてから一貫していて、できれば見たままよりも美しく描き直したい、という思いがあります。
一方でわたしの撮るセルフポートレートはコロナ禍を機に撮りはじめたのですが、オートフォーカスもないカメラ、よく写るわけでもないオールドレンズで撮っていて、膨大にかかる時間は他者との掛け合いではなく、自分自身との対峙です。そして静かに何かを見つめている写真が多い。最初の頃は色々トライしてみたのですが、どうやっても性善側の人間のようで、悪魔が写らないのです。自分のなかの何を掬い取ろうかというところでは、共通しているところがあるのだなと思いました。
何にフォーカスするかで世界はまったく別のものに見えます。でもフォーカスを度外すると、世界はそのまま等しく存在している。
ならば今一度、世界を描き直してみませんか?というメッセージを込め本展示を企画してみました。
「世界に、なにを見よう」
静かに向き合える時間になりましたら幸いです。
このメッセージがふわりと、より多くの方に届きますことを願っております。
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北村写真機店のサイトにて、作家紹介史上初の連載となるロングインタビューも掲載されました。
前回の展示「Scent of a...」でお世話になった戦友あきもん(秋元さん)が、3時間半にもわたり話を聞いてくださったのでした。館長白川さんもスタッフのみなさんも、本当にわたしの作品を好きでいてくれて、それが何よりも嬉しかった。
Yahoo!ニュースでも連載いただきました。(全六回)
第四回からはバックステージ写真も撮った映画「ゴールド・ボーイ」(金子修介監督)の話も。こちらはまだ公開中です。
そして、たくさんの大切な方々が来廊してくださいました。
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たくさんの宝物のことはがメッセージノートに貯まりました。時折見返しては、ありがたいなあ、誰かの力になれたところもあるのだなあと心に響いて、涙が出ます。
まだまだ書き足りないのですが、このへんで一旦終わりにします。また書きます。概要しか書けてないな。
最後に、会場の動画を載せておきます。
光と音と風を感じるインスタレーションでした。
ウィンドチャイムが奏でる音色が心地よかった。
グッズはポストカードのみ制作しました。
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「Scent of a...」「世界に、なにを見よう」の全グッズ、全作品はオンラインショップで購入可能です。
お買い逃しの方、それから作品のお迎え大歓迎です。
生のプリントはやはり迫力が違います。
今日はここまで。
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