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電験の勉強で使用したWebサイト

 私が電験の勉強において、使用したWebサイトを紹介します。


1.「電験王」殿のWebサイト

 私が最も使用したWebサイトです。電験を受験される方の多くはご存じかと思います。電験王殿のWebサイトは電験1種、2種、3種の過去問とその解説が掲載されています。現時点の掲載年数は電験1種、2種は平成21年度まで、電験3種は平成20年度までです。昔の過去問は書籍での入手が困難なため、電験王殿のWebサイトにて過去問を参照することがおススメです。私は電験1種 1次、2次試験用に、電験王殿の書籍を購入しました。

 私が特に参考としたのは、「過去問の難易度(★の数が多いほど高難易度)」と「ワンポイント解説」です。

過去問の難易度(★の数が多いほど高難易度)
 ★の数が1又は2個であれば、本試験にて高得点は必須の問題と考えて、過去問演習をしていました。一方、★の数が4又は5個であれば、過去問を繰り返すことで徐々に理解する問題と考えていました。

ワンポイント解説
 問題に対する必要な知識が整理されており、「ワンポイント解説」は問題を解かずとも勉強になると感じました。この解説で。自身が不足している内容があれば、ぜひとも復習したい部分です。
 さらに、実際に電験1種を合格された電験王殿が、どのような視点で問題を見ているかを知ることも非常に参考になりました。私の会社では、私の他に電験1種取得者はおりますが、身近に相談したり話せる環境ではありませんでした。そのため、基本的に自分自身で情報を収集して勉強を進めてました。このようなワンポイント解説は、私の学習にとても役立ちました。


2.「電験徒然草」殿のWebサイト

 電力・電気に関する知識を数式や図を用いて解説されています。この内容は、一般の参考書ではあまり見られないものです。過去問の解説ではありません。主に電験1種、2種受験者向けかと思います。とはいえ、電験1種、2種合格のために「電験徒然草」殿の資料をすべて理解する必要はないと考えます。私自身も、すべての資料を隅々まで読むわけではありませんでした。電験勉強において、まずは過去問演習を行い、その後に不足している部分を「電験徒然草」殿の資料で補足する、という方法で十分だと思います。

私が「電験徒然草」殿のWebサイトを知ったきっかけ
 「電験徒然草」殿のWebサイトを知った経緯をお伝えします。過去問にて、下記のような「タップ付き変圧器をπ型等価回路へ変換する」問題が出題されました (詳細な過去問の内容は省略します)。

電験1種2次試験  H20年 問4:タップ付き変圧器をπ型等価回路への変換

解説を読みましたが、変換方法が理解できませんでした。そこで、インターネットで変換方法を検索していると、その変換方法が解説されているWebサイトを見つけ、それが「電験徒然草」殿のでした。変換方法は資料10段にて解説されています。以下に、その資料とWebサイトのリンクを掲載します。

<PDF資料>
10段 タップ付き変圧器のπ型等価回路 ~求めるものはとりあえず文字で~  [1ページ]



 以上、私が電験の勉強において、使用したWebサイトの紹介でした。様々な方が情報発信されていますので、ぜひ活用されてはいかがでしょうか。
 だたし、「電験勉強の基本は過去問演習である」と私は考えています。インターネットやSNSを検索しすぎて、勉強時間が減らないように注意です。

ではまた!

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