人々の事実か否かの判断における問題と考察
クリスマスの晩御飯の話である。家族でフランス菓子を食べているとき、突然父が「日本のケーキはプラスチック製品である」という話を始めた。私たちがよくコンビニエンスストアなどで目にするケーキは石油で精製されており、その「事実」をTwitter(X)である人が言ってしまったのだと。そんな荒唐無稽な話を父は事実だと確信していた。私はその話は常識的に考えればありえないと断じた。なぜなら、私の常識の中では日本の食品の安全性は高く、ケーキがプラスチック製品であるはずがないと確信していたからだ