見出し画像

[2019年10月2日水曜日]この世界はモノクロではなく、カラーなはず……

 無限の色彩で描かれた、騙し絵。
 この世界は、そう表現するのがテキトウかもしれません。
 決断を迫るモノクロ的な考えさえも、カラー的な騙し絵だったり。

テツガクちゃん
 気づいてしまいました! 私!
 この世界が無限の色彩で描かれた、騙し絵であることに!


肯定
 また面白いことを見つけたみたいだね。
 是非、その話を詳しくお願いします。


テツガクちゃん
 この世界ではだいたいのことが、イエスかノーで決められています。
 存在するのか、存在しないのか。
 0か、1か。
 
 たしかに、これらのモノクロ的な決断は必要です。
 ですが、この世界は様々な色彩で描かれていますよね?
 

肯定
 そうだね。
 海は青、火は赤、葉は緑から黄に変わる。
 光の三原色、色の三原色など。
 それらの組み合わせで、様々な色彩が生まれるね。


テツガクちゃん
 そうです。
 そして、それは人や物事も同じだと思います。
 本当は、この世界にある全てのモノは、多種多彩な色を持ちます。

 ですが、残念なことに、どうしても何かを決める時には、モノクロ的な捉え方をしてしまいます。
 イエスかノーか。
 
 そういう考え方は、とても大切だと思います。
 ただ時々は、もっとカラー的な捉え方をしてみても、いいのではないでしょうか?


肯定
 カラー的な捉え方と言うと……。
 白か黒で、判断するんじゃなくて、曖昧な色で捉えるということかな?
 
 例えば。
 ガクちゃんの髪は白と黒の中間色の髪、とか。


テツガクちゃん
 それです!
 私のこの髪は白か黒では決められません。
 そもそも、テキトウな私は、そういうモノクロな捉え方の中では生きていけません。

 そんな私が生きていけるような、カラー的な捉え方がもっと広まったら……。
 という私の願望の騙し絵です。


肯定
 なるほどね、凄く面白い騙し絵だね。
 僕にも見えるよ、その面白い景色。

 きっと、そうなるんじゃないかな。
 カラー的な虹の風が吹きそう。

 もうテレビもカラーになったし。
 考え方だって、モノクロからカラーに変わるでしょう。
 
 間違いっているか、正しいか。
 そういう白か黒の決断だけじゃなくて。
 それが、その人の考え方、というカラー的な捉え方の輪が広がる。

 そうなれば、無二の色彩で唯一の絵が描けそうだね。
 一枚の絵なのに無限の景色がある。
 『唯一無二』の騙し絵のような。

 そういう景色、僕も見てみたいよ。
 もちろん、ガクちゃんと一緒にね。

 あなたはどうですか?
 一枚の騙し絵にどんな景色を見るのでしょうか?
 そのカラフルな答えは、とても大切なものです。

 それを一つでも多く集めましょう。
 白か黒では表せない、中間色の『たからもの』を。


関連の話題
『極端という人ほど極端』
『0を1にする魔法』
『自分の旗を掲げよ』
『カテゴライズ症候群(分類病)』
『天使と悪魔』
『深淵を覗く時、深淵もこちらを覗いている』
『テツガクちゃんと肯定一覧』


それでは、また次の機会にお会いしましょう。


https://osamura556.blogspot.com/2019/10/blog-post.html


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?