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天皇賞春の歴史(マヤノトップガン振り返り)

天皇賞春は、長距離戦であり近年は有力馬が出てこないなど不遇な感がややありますが、かつては最強馬が盾をかけて真剣勝負する最高峰のレースでした。数ある伝説のレースの中で、私の思い入れのあるマヤノトップガンが勝った1997年の天皇賞春を紹介します。 マヤノトップガンは、栗毛の美しい馬体と左脚のソックスを持ち、元祖天才騎手・田原成貴が鞍上にいる姿が印象的でした。3歳時には菊花賞と有馬記念を制覇し、4歳で宝塚記念を勝利。しかし、ナリタブライアンやバブルガムフェロー、サクラローレルなど

    • 2024年の皐月賞にみる血統トレンドの変化

      オールド競馬ファンによる血統からみた今回の皐月賞にみる血統トレンドの変化について思ったことを記載します。 まず勝ち馬のソールオリエンスは、スーパーホースとみて間違いないかと思います。最後方から大外まくり、結果として上がりは2位と比較しても1秒早い35.5秒。ドゥラメンテとかぶる声もありましたが、それをはるかに超えた力を感じました。 それでは、ソールオリエンスの血統背景をみていきましょう。 まずは母系から観察母父には何とモチベーターがいるのではないですか。欧州最強馬モンジ

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