10/5 0:48 日常を揺蕩った痕

今日も変わらぬ1日。
変わらぬようで、何事にも変化がある。
でも、とても細かいことばかり。
せっかくだから、つらつらと書いてみることにした。

珈琲を飲んだら、舌の奥に力が入った。
付け根が広がるようになって、苦味が強く感じる。
カフェインが体に駆け巡る瞬間。

昼ご飯に残り物を食べた。
豆腐に牛丼のアタマを乗せて七味たっぷり。
食べながら夕飯を考える。
麻婆春雨と餃子にしよう。

掃除機とクイックルワイパーをかける。
洗面所の汚れが気になった。
昼休みは短く、そこまでは手がつけられない。
だから泡ハイターをワンプッシュ。

仕事の合間に、次に書く話のネタをピックアップ。
10を越えている。
なかなかの作業量になりそうだ。

今書いてる話を読む。
うぅん。もっと書き足したいような気がする。
特にルパンと宇宙人を。

台所のバナナスタンドに、茶色くなったバナナが1本。
いつ食べようか。
バナナを房で買うと、美味しいのは最初の2.3本で最後の1本はダメにしがち。

仕事が一段落。
お風呂と洗面所を洗う。
夕飯の下ごしらえも。
終業後直行する湯船は最高なんだ。
気合いが入る。
入浴剤、今日はきき湯のピンクにしよう。

夜は淡々と過ぎていき、いつの間にか睡魔がやってくる。
私は合間合間で文字をかき集める。
整列した言葉を選ぶ。
入れ替えたり化粧させたり、弄ぶ。

今日の私を後悔するのは、明日の私なのかしら。
今日の私の作品は、いつか誰かの心に響くのかしら。

私は日常に揺蕩うイキモノ。