アンチを利用する
おはようございます。毎日投稿66日目になりました。今日も頑張っていきましょう!
アンチ
昨今、「アンチ」という言葉は至る所で口にされていることと思います。(ここでは、自分や他のある人に反対的な人を総称して「アンチ」と呼びます。)ある人はアンチを無視し、ある人はアンチを徹底的に攻撃し、またある人はアンチに同情します。では、アンチに対する最も効果的なアプローチは何なのでしょうか?
アンチは最高の協力者になる
以下でお話しすることは戦略論の一環として著書『ORIGINALS』に記述があります。まず、「最高の味方になるのは誰か」という問題です。恐らく、一般的な感覚としては、初めから協力者として共に歩んできたというような人が最も信頼のおける味方だというイメージがあるかと思います。
しかし実は、最高の味方になるのは、初めは反対的で後に熱心な協力者になった場合だそうです。つまり、仕事などで戦略的に勝ちたいと思ったとき、元アンチや元ライバルを味方につけることで一気に有利に傾くことがあるそうです。
これにはいくつか理由がありますが、まずは元アンチは味方になると心理的に強固に繋がることができ、その強固さは元々の協力者に勝ると言います。これは、新たに味方になるということがマイナスの印象を克服するほどの強いプラスの印象があったことを意味し、その認知の矛盾を避けるためにマイナスの印象を消して大きなプラスの印象だけが残るからです。
もしかしたら、人生のパートナーを選ぶ際に第一印象が良いことが必ずしもいいとは限らないということかもしれません。
また、もうひとつの理由として、元アンチはその人に対して抵抗する人や傍観者の疑う気持ちが分かり、説得力に長けています。そのため、より多くのアンチを味方につけることが可能になってきます。
アンチは仲間にすべし
結論を一言で言うと、「アンチはとにかく仲間に入れろ」ということです。元アンチは問題を解決してくれます。この事実を頭の片隅に入れておくと、いつか役に立つかもしれません。
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