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カンナビノイド

 医療用大麻は世界中で認められつつある。大麻に含まれる60種類以上のカンナビノイドという成分が鎮痛に作用するかだ。歴史の紐を解くと大麻の鎮痛成分は幅広く使用されてきた歴史がある。

 私は使用したことはないが、過去から現在に至るまで痛みに悩まされてきた。痛みの緩和に関して日本は後進国であることは間違いない。もしも医療用大麻が解禁となれば痛みの緩和によりQOLが向上する人たちは多いと思う。

 嗜好品としての使用は制限するべきだ。

 私は幼少期から酷い片頭痛に悩まされてきた。心臓病の手術後、「神経障害疼痛や多発性関節痛、左腕コンパートメント症候群により左腕全麻痺に伴う激痛」を経験している、一部の痛みは現在も続いている。

 左腕全麻痺の時の激痛はさすがに医療用大麻が痛みに効くなら、使用してみたいと思った。使用して合う合わないは個々によりありそうだが、使用してあの激痛が緩和されるならと「神や仏にすがる」気持ちと同じになった事を覚えている。

 痛みはQOLを著しく低下させストレスにより身も心もボロボロになる。がん患者に対して医療用モルヒネが痛みの緩和(QOLの維持)の為に使用されている。ならば医療用大麻も試してみては良いのではないか?

 もちろん世界の国の中には売買目的ではなく自己で使用する分には認められている国もある。嗜好品と医療用として使う線引きが曖昧になるから難しい問題だ。

 痛みは人には見えないし、人の感じる痛みの大きさは誰にもわからないのだから判断が難しい。日本国内で大麻解禁を謳う芸能人などを見るが、痛みに対する効能を口にするが、その者たちの使用目的は嗜好品だ。これにより本来必要な痛みと闘っている人達の邪魔となっていることは間違いない。

 嗜好品として違法に出回っている大麻は時間感覚・空間感覚の混乱、多幸感を得るために特化し効果を高めている為、違法ケミカルであることは間違いない。

 現在、痛みを我慢している方々にはぜひ医療用大麻解禁となってQOLの向上が図れる時代になる事を願う。

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