見出し画像

丸鶏 薬膳スープ

 豪快に丸鶏を一羽使って薬膳スープ

 ハラール認定の丸鶏。一日前から冷蔵庫で自然解凍して準備。(冷凍庫から出し3時間ぐらい置いてから冷蔵庫で解凍、24時間以上かかります。一日半、見ても良いかもしれません)

 滋養強壮効果や腸整作用、デトックス効果のある薬膳材料。国内中華街、中国、台湾、香港でも使われている9種類の漢方材料パック、その名も・・

「清補涼」ちんぽ~りょん ( ´∀` )

画像1

 これさえあれば簡単に薬膳スープが作れます。「150g一袋に対して水3~3.5リットル」(使う前にザルに開けて軽く水で流します)

超簡単
・お水が3~3.5リットル入る大きな鍋を用意します
・「ちんぽ~りょん」「丸鶏」を投入します(臭み取り、ネギの青い所も)
(漢方食材を食べないならネット(こし袋)に入れて煮込む)
(または、丸鶏のお腹にちんぽう~りょんを詰め込みます)
・沸騰させて煮込み、途中で灰汁や脂分を取り除きます
(あまり出ないので最後で良いと思います)
・弱火にして蓋を少しずらし鶏肉が「ほろほろ」になるまで煮込む
(2時間半煮込み、一度火を止めて、食べる前にまた温め)
・水が少なくなったら、水を足してOK
・塩コショウで味を調えたら出来上がり

画像2

画像3

 娘が会社勤めの疲れが溜まって、少し具合が悪そうな感じ。毎年5月の連休は新入社員が体調を壊す事が多い時期。今日、薬膳スープを作る事は前もって教えていたので、ちょうど良いタイミング。

 調理する1時間前から水に「ちんぽ~りょん」を入れて、エキスを余す事なく出し切る事にします。娘ちゃん、これで元気になってほしい。

画像4

 沸騰させた後 弱火から中火の間で30分煮込んでいる時の写真です。写真で見るよりも水は少し白濁しています。ネギの青い部分は沈んで見えませんね。

 二時間半煮込んだら、丸鶏の形が無くなりました。骨とお肉が分離して「ほろほろ」となり、白濁したコラーゲンたっぷり薬膳スープ。

 胸肉、ささみ、骨付きもも肉、手羽先、手羽元など各部位で作れます。各種部位で作った方が鶏肉を食べるのに楽だと思います。相変わらず私は、豪快に見えるだけの男料理。

 脂身が少ない(皮を取る)ほうが雑味がなくなります。一緒に茹でて、お肉が「ほろほろ」になったら出来上がり。(骨が無いとあまり出汁が出ないので、鶏ガラスープの素を加えると良いと思います)圧力鍋なら出汁は出るかも!

 中国や台湾は「鶏肉」を使っている事が多いと思う印象。香港やマカオでは豚肉で作っている事もある、もしかしたら違う料理なのかも。ま~お肉はなんでも良いのかもしれません。中華圏のスーパーでは普通に売っている薬膳スープの素「ちんぽ~りょん」

*輸入品は虫が入っている場合が多いので、使う前に水に浸けるか、水で流した方が良いと思います。

 滋養強壮にお勧め薬膳スープですが一年中食べられます。夏場は「体に、こもった」熱を出すという事で「瓜」を入れるみたいです。皆さんも、たまには滋養強壮、デトックスしてみませんか?

頂いたサポートはセブのチャリティーでお米の購入や貧困層の子供達に炊き出しとかに使わせて頂きます。お願いいたします。