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「楽観視」続きますね

 欧米の金融不安、何故か楽観視が続いていますね。個人的には問題先送りしているだけだし、FRBと財務長官が自国銀行や欧州に巨額なお金を貸し付けている。
 アメリカ地銀だけで15兆7000億円、一週間でリーマンの時を軽く超えた。二倍以上の規模です。(進行形でどんどん増えています)

 長短金利差も少しづつ解消されてきているのかな?次回のFOMCで利上げして、しばらく横ばいにと云う事になれば逆イールドは解消されるかもしれませんね。
 *過去、逆イールドが解消されてからリセッションに入り経済低迷していきます。

 個人的にですけど、今回リセッションはリーマンショック時と違い1970~1980年代と同じ動きになるのかもしれませんね。

 現在の銀行も大問題なのですけど、6月あたりから色々な問題が噴出してきそうな予感、7月には企業決算も出てくる。大統領の票取りバラマキに下院は不快感しかない。
 債務上限問題もあるのにね。オバマ政権の時と同じでアメリカ国債格付けダウンとなり、そこら辺から経済が傾いていくのかもしれません。

 ドイツ銀行も危険だと言われています。私も個人的にノーダメージと云う訳にはいかないと思いますけど、ドイツ連邦中銀が何とかカバーするでしょうね。でも、問題が浮上したら一定のダメージは世界を駆け巡ると思います。超大手銀行ですからね、信用不安などクレディスイスの比ではないと思いますよ。
 ドイツ、過去最大の大規デモが長引いたら、深いリセッションとなりそうな気がします。

 ドイツ銀行はマネーロンダリングなどの裁判が進み始めますから不安要素はまだまだありますね。
*人身売買、性犯罪(エプスタイン事件)の巨額マネーロンダリングにドイツ銀行とJPモルガンが関与という裁判をアメリカ裁判所が進める判決が先週出ました。

 また、フランスのストやデモも大問題ですね。フランスの5銀行が13兆円の詐欺で捜査といった報道も。

 インフレ・高金利で欧米共にスタグフレーションになる可能性も高くなってきていますね。

 ロシア問題、中国問題、北朝鮮問題、中東のパワーバランスの変化、世界中のインフレ、欧米の金融不安、新興国の債務問題と大変な問題ばかり。

 何事もなく、平穏無事に過ごせますように・・・

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