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ピーナにお米を買う

何時もアテンドしてくれる彼女にお米をプレゼントすることを決めていたし、彼女にも伝えていた。

彼女は現在ダブルワークをして頑張っている。妹の卒業と大学入学とこれからの学費の為にね。
*多分、体力的にも精神的にも限界が近いと思う

初日にお米を一緒に購入しに行くと伝えたら「いらない」と断られた!!!
何でだ?

二日後に彼女から父の日「おめでとう」と言われ、わたしは再度お米プレゼントしなくていいの?と聞いたら彼女「????」
あなた昨日、「お米いらない」と私に答えたたよ。何度も聞いたけど「いらない」と・・・

彼女は目を丸くして、本当に要らないと私が言いましたか?と何度も聞いてくる。答えは「Yes」。

ほしいの?と聞くと恥ずかしそうに「うなずく」

もう滞在時間や彼女のタイムテーブルを考えると今しかない。すぐにロビンソンモールへ行って買い物することに。

さてスーパーに行ってお米を見る。お~ビックサイズ一袋25㌔、久しぶりの購入だ(以前セブでチャリティースポンサーをしていた時、毎回25㌔のお米3袋購入してプレゼントしていた。担当家族3組分)

私が物色してカートの乗せる。
次はドライフィッシュ売り場へ、私が「めざし」みたいなのを触ったらダメ、美味しくないよって。(この時は私個人のお土産だと思っている)
あなたの好きなの選んでと伝えると一袋手にとる、もっと買うと云ったら悩んでもう一品。

ドライフィッシュもあなたにプレゼントしますね、もっと買っていいよと云ったら「大丈夫」と一言。

次にスープの調味料売り場へ。
あなたが良く飲むスープの素はどれ?小さなスープの素を指さす。
私が沢山カートに入れようとした。これも私に???と、そうだよと云ったら大丈夫、二袋だけカートに10個でもいいのにね。腐らないし・・

25キロの米
赤い袋はスニーカー

買い物も終わり、grabを呼んで荷物を積み込み彼女を見送った。
もっと買えばいいのにね。(セールでスニーカーが70%オフだったのでコンバースを一足プレゼント)

*安いサンダルが当たり前のフィリピン。スニーカーを履いて足元に気を遣う彼女、しっかりしています。(足元ひとつでも貧富の差が現れます)

しかし彼女の胃の具合が気になる。
これだけ米があれば、体調不良となりお仕事を休んだとしても(収入が一時的無くなっても)、最低限、空腹はしのげる事でしょう。

*ここだけの話、彼女はとてもしっかりしている。フィリピンでは珍しい銀行口座も持っていて、まじめに貯蓄しているのだ。
近年、デジタルバンクの普及もあり口座を持っている比率も増えたのですけど、いまだ65%くらいといわれています。

口座を持っている65%でもデジタルバンク口座を開いただけで使っていない人は多いと思う。

頂いたサポートはセブのチャリティーでお米の購入や貧困層の子供達に炊き出しとかに使わせて頂きます。お願いいたします。