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世知辛い世の中

「この言葉」現代にぴったりだと思う。まさに二極化だね。

世知辛いとは、世知辛いの意味
 世知辛いとは、世渡りがしにくい、暮らしにくいという意味のことである。世知とは世渡りをする方法や処世術を意味する言葉であり、辛いはそれを強調する形である。したがって、辛いに困難であったり厳しいという意味合いはない。英語で表現する場合は、厳しさを表す hard や tough が用いられる。

 世知辛いの世知は仏教での世俗の知恵を意味し、それが世渡りの上手さへと転じ、最終的には抜け目がない、計算高いという意味となった。そこからさらにそのよう抜け目がない人が多い世の中は暮らしにくいという流れで、本来とは大きく異なる意味へと派生している。どちらの意味で使用するかによって言葉全体の内容が変わるが、大抵暮らしにくい意味は世の中全体や一部の社会を指し、計算高い場合は人が対象となるのがほとんどである。そのため間違いが起こる可能性は非常に低い。

 類語としては、暮らしづらい、世渡りが難しいという意味がそのまま使用できる。より砕けた言い方だとシビアという言葉も適切である。また計算高い方の類語には、損得を優先する打算的や、貪欲さを表す意地汚いなどが使用される。いずれの場合でも、良い意味合いで使用されることはまずない。*実用日本語方言辞典から抜粋しています

 まさに現代ですね。SNSがまさに世知辛い場所の温床となっている。顔も性別も何も一切解らない相手が中傷誹謗、また上げ足を取り拡散する。「もっと寛容に」「もっと笑顔に」なれば良いと思うのですけど。

 優しくないんですよね。心がひん曲がっている人が多いのだと感じるよ。リアルの自分と二面性や多面性を持ちSNSを使用。これでは本来の自分の立ち位置が何処にあるのか?中傷誹謗をしながらリアルな自分の生活と比べてみた時はどのような気持ちなのだろうか?

 自分から多面性を作り出し、ストレスを増幅させ負の連鎖に陥っていると思う。このようなWeb上の自分と現実の生活の乖離に満足する訳が無い。クレームや人のせいにして現実逃避。

 とても難しい世の中だね。小中高と昨年の自殺者が増えた。自粛に伴いSNSを使用する機会が増えたからだと思うよ。心無い中傷誹謗によって相手を死に追い込む。不特定多数とのSNSは子供達には危険すぎる。

 もし多面性を持って誹謗中傷している人がいるのなら、すぐにSNSを辞めた方が良い。自分の心が病んでいるのだから、悪化するだけです。負の連鎖は現実社会で大きな代償として返ってくると思います。

 家族に子供がいる方は本当に気を付けないと怖いですね。 

 

 

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