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クレディスイス買収される

株価、乱高下が続きますね

 破綻は免れましたね。しかし楽観視してはいけません。今回の買収は政府補償などスイス中央銀行が多額の資金を提供する訳でスイス国自体の負担も多い。
*スイス国民からしたら、世界中の預金者の為に自国が資金を調達して補償負担するなんて嫌だと思うけどね

 これから各国にあるクレディスイス店舗や従業員の淘汰が始まるし、クレディスイスへの訴訟なども考えられますよね。
 クレディ・スイスの「その他ティア1債」(AT1債)は中核的自己資本拡充のため「完全な元本削減」が実施されるって2兆円超えているよ。債権者はダメージ大きいね。

 ベイルイン対応債もいれると全体で11兆円くらいだから、もっと巨額になるかもしれないよね。投資家にも痛み分けって事なんだけど強引すぎるんじゃないかな。

 UBSはクレディスイス買収で安定した超巨大金融機関となるのか?それともクレディスイスの負債が足を引っ張るのか?
(不採算部門の閉鎖など結構な大ナタをする事になるでしょう。直ぐに始めないと負担が多すぎますからね。この再編に失敗したらダメージ大きいと思うよ)

 しかし、あれだけ巨大な金融機関が破綻寸前まで追い込まれた、スピード感を出して買収。一時的に金融不安解消されるかもしれませんけど、金融不安はそう簡単に払しょくできないと思う。これからボロボロと崩れていくかもしれないよね。

 まだまだ、今年は波乱が続きそうですね。楽観視は禁物だと思いますよ。

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