僕と死

僕は昔からよく「死」を意識して生きるようにしている。

別に周りの誰かが亡くなったからそう思うようになった訳では無い。
幼い時から毎日のように流れるテレビの訃報を見てそう思ったのかも知れない。

幼い頃から少しずつ「死」に向かって生きているような感覚があった。

だからこそ無意識の内にタバコを吸わなかったり、酒を飲まなかったり、少し運動してみたり、外を出る時は周りをよく見て歩いたりと寿命を少しでも伸ばすようにしてるんだと思う。

しかしそんな根っからの健康志向な自分だが、、

たまに自分は

勝手な親の性行為により世に突如として1994年に産み落とされ、
2人の愛情により育てて貰った事で強制的に現在生かされているのか、

はたまた自殺する勇気が無いからただ惰性で生きているのか分からなくなる時がある。

人生の正解が分からない。

何を目標にして生きれば良いのかが分からない。

そんな瞬間がたまにある。

しかし僕はこの【30年間】という長くも短かった人生の中で自分なりに見つけ出したたった1つの"答え"がある。

それは【やりたい事をやる事】だ。
別に夢なんか無くたって良いと思う。

そんな大それた事じゃなくて、もっとちっぽけな事でいい。

「今日はオムライス食べたいなぁ」
「YouTubeで○○の動画観たいなぁ」
「あの角曲がった方が近いからあそこから帰りたいなぁ」

そんな些細な事でいい。

俺は【やりたい事がある】って凄え素敵な事だと思う。

そんな些細な事の積み重ねが次第に大きくなってやがて【自分の人生の縦軸】になっていくと思う。

自分のやりたい事だったら途中で辞めたくなる確率も結構低くなると思うし。

過去にどんな偉業を成し遂げた人でも、
今それをやってなければ過去もやってないのと
一緒だ。

だから僕は本当に好きな事しかやらない。

やって好きじゃなかったら二度とやらない。

僕は最近2つアルバイトを辞めた。
興味はあったが、やってみて好きになれなかったからだ。

「これを一生涯続ける」というビジョンが全く見えなかったからだ。

周りの人間には「お前は駄目だ」「忍耐力が無い」「俺なんか凄いぞ?○十年勤務してたんだ」散々言われた。

だが俺はそいつらに言いたい。

「だから何だ?」と。

俺とお前は人間が違う。生きてる人生が違う。

一緒にすんなボケが。

そんなモンあと一カ月我慢して続ければ次第にその作業に慣れてきて、それが楽しくなってくる事は俺にだって分かる。

人間関係も少しずつ良くなってくるかも知れない。

でも俺はそんな【来るかどうかも分からない未来】に興味が無かった。

俺は常に【今が楽しい人生】にしたかった。

今が楽しくないバイトは、少しでもやりたくなかった。
ただそれだけの話だ。

別に怠けたい訳じゃない。

そりゃ部屋でただ横になってポテチ食べながらYouTubeダダ流しして、気が向いたらティッシュ手繰り寄せて大人の動画を検索して己の釣竿を上下して魚が食い付いたら釣り上げて…っていう1mmも社会の役に立っていない無意味な1日も僕は大好きだ。

しかしそういう訳じゃない。

最近1度辞めたが、自分は交通誘導の警備員のアルバイトを2年半やっていた。
自分の中で最長でもアルバイトが続いたのはスイミングスクールの講師の1年間が最長だった。

でもそれを交通誘導員が優に超えた。
だからまた会社を変えて復活した。

街を歩く人の危険な箇所等を見極めるのが自分は早い。
あと自分は体を動かすのも好きだったし。
性格がインドアな分、
バイト中は外にいるのも自分の中では意外性あって楽しい。
片側交互通行も刺激あって楽しいし。

そういうのもあって続いたんだと思う。
多分これからも辞めない。

まぁそら本業は【お笑い芸人】だから
芸人だけで食っていけたら
警備員は一瞬で辞めるんだろうが。

話が大分逸れたかも知れない。
しかし本筋は一切逸れてない筈。

自分の好きな事をやる。
これが一番だ。

「命を粗末にするな」とか「一度きりの人生だから」とか色んな"人生"に関する言葉を耳にする。

でも僕は逆で、

皆は命を大事にし過ぎて『保身に走り過ぎ』だと思う。

人生が一度きりだという事を意識し過ぎて『将来の事を考え過ぎ』だと思う。

僕は言いたい。

今恐れている事の半分以上は将来訪れないと僕は思う。

仮に訪れるとしても、

別に今そんなに「現実的」な事を考えなくても
【現実】からは必ず逃れる事は出来ないのだから、
今だけは別に【非現実】的な妄想に浸り、それを今行動に移せるモンなら移しても良いんじゃないかとさえ思う。

本当に極端な事を言えば、

僕は別に殺人を犯しても良いとすら思っている。

その後の社会的制裁も全て受け入れられる
"覚悟"があるのならば。

そのたった一度の行為でこれからの人生を全てを投げ捨てる覚悟があるのならば俺は法律なんか気にせずに好きな事をやって良いとさえ思っている。

勿論自分はやらない。

そんな覚悟は一切無いし、
犯罪を犯す事が僕のやりたい事ではないから。

「こいつムカつくな」と思った奴はこの30年間で何人もいる。
でも「殺したい」とまで本気で思った事は1度も無い。
そいつを殺した所で何のメリットにもならないし、そいつのせいで自分の人生が駄目になるなんて全く意味が分からないからだ。
あと単純にそいつが可哀想だし。

でもそれぐらいの度量で、気力で
【自由】に色んな事をやって良いと思う。

「これやったら○○に迷惑かな?」ていう感情は全然あって良いと思うし、素晴らしい気遣いだと思う。

でもそのせいで本来はそれを行動してたら生まれてた【大切な思い出】が残らずに過ぎてく事も多々ある事も覚えておいて欲しい。

だからこれからは皆さん、
勝手に手前で制限かけず【後先考えず】に
自分の"欲"に立ち向かって1回大暴れしてみてください。

きっと自分の中で何かが生まれます。
人生の中で何かが変わります。

最近のテレビは【コンプライアンス】がどうのこうの、、、

YouTubeでさえ規制がああだこうだ、、、

男の乳首がああだこうだ、、、
「でも最近は一周回って逆に良くなったらしいよ?」
いやどうでもいい。
男の乳首なんか見えてても隠れてても本当にどっちでもいい。女ならともかく。

バラエティーのテロップなんかも「○すぞ」とか「○ね」って部分的に伏せた所で全宇宙の死者数がどう変わるんだろう?っていつも思う。

その気遣いに何の意味があるんだろう?っていつも思う。

あとオカマ当人は別に何とも思ってないし
「何ならイジって欲しい」て本人は言ってるのに、
「オネェって言葉は使っちゃ駄目!」っていうのも意味が分からない。

もう【法令遵守】も糞も無い。

人というより「言葉」自体に気を遣い過ぎて
テレビ局も見えない"ナニカ"にビビり過ぎて
芸能界全体が訳が分からなくなっている。

まぁ確かに女性に【ブス】と言うのは僕も良くないとは思うのでそれは別に今のままで良いとして、、。

深夜番組でも下ネタが大分規制されてるのも気に食わない。

2010年頃ぐらいの深夜番組とか面白かったのに。

【おねがいマスカット】とかやってた辺り。 

いや、その時にはもう終わってたかな?

まぁどっちでも良いや。

ていうかこれ最終的にただのテレビ批判の投稿やんけ。

要するに自分が本当に皆さんに伝えたかったのは

「歯間ブラシってよく千切れるよね?」って話です。

ではまた。

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