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29歳になりました。それとエッセイマンガの本を出そうと思っています。


本日2023年6月11日、おれも29歳になりました。
アラサーもいいところである。

おれはここ数年、東京にいたり、苗場にいたり、ニセコにいたり、札幌にいたり、漫画も描いてるのか描いてないのか分からないし、最近はやたら文章のエッセイを書いている。

だからは周りの人からは、「こいつ結局いま何をしているんだろう?」あるいは「何をしたいんだろう?」と思われているかもしれない。
先日、バラエティ番組を流していると聴こえて来た「君は何をされてる方なの?」という声になぜか「ビクっ」としてしまったのもこのせいだろう。

これ以上Mr.シャチホコに怯えながら生活するのも嫌なので、現状の報告とこれからの目標、それからお願いについて書いてみた。
読んでくれたら嬉しい。




去年の12月、東京のアパートを引き払い、10年ぶりに札幌の実家に戻ってきた。

東京へ出たのは大学進学をした18歳の頃だった。
卒業してからは、そのまま東京に住みついた。

札幌に帰らなかったのは、マンガ家になる為だった。

まだ若いおれの中では「札幌に戻ること=マンガ家の夢を諦めること」だと思っていたのだ。
それから、“それなりに”はマンガを描いていたがいつも生活に追われ、十分なペースでは全くなかった。

周りにはバリバリ働きながらとか、育児をしながら面白いマンガを量産するマンガ家たちがいた。

同じように出来ない自分を責めた時期もあったが、そういうことが不毛であると分かるくらいには歳を重ねていた。
気持ちではどうにもならない人それぞれの体力やスピードや実力というものがある。

気づくと実家を出てから10年が経っていた。
すると、もう実家に戻っても大丈夫なテンションになっている自分がいることに気づいた。

最近はいろいろ縁があって、苗場やニセコで季節労働をすることが多くなっていたので、東京にいない間にも払わなければいけない家賃もバカバカしかった。
環境を変えて創作にもっと集中したいと思っていたし、10年という数字もキリがよくタイミングかもしれないと思った。

そして両親に頭を下げ、現在は札幌の実家に住みながらひたすら創作活動をしている。
(時期になって必要あれば季節労働はまたするかもだけど。)

「がんばりなさい。」と言ってくれる両親には感謝しかない。



そしてこれからの目標について。

おれが“それなりに”描いたマンガの中でバズった漫画が2つあった。
それはどちらもエッセイマンガだった。

今でもなんとかマンガを描き続けられているのは、この2つのエッセイマンガとそれを読んでくれた人たちのおかげだと思っている。

もともと好きでnoteにあげていた文章を、あるときマンガにしようと思ったのだ。
そういうちょっとした工程を経て出来たエッセイマンガには、意図せずオリジナリティが生まれていた。これはラッキーだった。

1つ目のエッセイマンガがバズったとき、信頼しているマンガ家さんが「ここが望月くんの転機になるかも」と言ってくれた。
それが今も心に残っている。

ストーリーマンガで読み切りを描いたり連載を持ったりもしたいが、まだエッセイマンガで出来ることをやり切れていない。
まずはこの2本と同じスタイルでエッセイマンガを書き溜めて書籍化するというのが目の前の目標だ。

とはいえ、「あなたは天才だ!ぜひ我が出版社から本を出してください!」と言ってくる先見の明を持つ編集者は道に迷っているのかまだおれの前には現れていない。
だったら自分で書き溜めてから「あの〜、どうも天才です。」とこちらから出向くまでだと思っている。何かを待っている暇はない。

そういうワケで今文章のエッセイをnoteにたくさんあげているのは、あとから自分でマンガにする為だ。
時間の掛かる遠回りなやり方かも分からないが、1冊出すまではこのスタイルを貫こうと思っている。

あと何本か書きたい文章があるが、もう少しでマンガを描きはじめられそうなところまで来ている。
noteやTwitterにあげていこうと思っているので、そのときに読んでくれると嬉しい。

まあとにかくそろそろ本腰を入れて、まずは1冊マンガ家望月哲門として書籍を出さなければいけないとやっとスイッチが入ったのだ。
それは楽しみにしてくれているいろんな人の為でもあるし、子供の頃からマンガ家になりたかった自分の為でもある。

思えば、理由は分からないが一度も趣味でマンガを描きたいと思ったことはなかった。
なりたいものはずっと職業マンガ家だった。

これから作家として生きていく為に、自分で自分の場所を作っていかなければならない。
そして少しずつ、でも確実にそれを形にしていこうと思う。




そして最後にお願いがあります。(こういう時だけですます調になるところが末っ子です。ます。)

それは、広い意味で応援をお願いしたいということです。

現在、おれはアルバイトをしたりマンガやイラストの仕事を貰いつつ、なんとか生活費を捻出して創作活動を行なっています。
コロナ禍での失業や鬱が悪化したときに作ってしまった借金なども毎月返しながらやり繰りしています。

実家に戻ったとはいえ恥ずかしながら、超ギリギリ(むしろ少しアウトくらい)の状況です。
創作の道具もボロボロになり、そろそろ買い替えないとやばいな〜というものもいくつかあります。

ただ自分で作った状況であることは十分理解しています。
なのでもしエッセイマンガの書籍化を応援してくださる方がいれば、出来る範囲良いので、そして数百円でも良いのでnote上でサポートをしてもらえると本当に本当に助かります。

noteはこれからもしばらく更新していくので、気が向いたタイミングでももちろん大丈夫です。
そして、「サポートしてやるか」とか「こいつのエッセイマンガを本屋で買いたいな」と思われるような面白いものを書いて描いていけるようがんばります。

サポートという形でなくても、SNS上の「スキ」や「いいね」やコメントでも応援して貰えると大変励みになります。

あ、そうそうあともう一つ大事なお願いが。

マンガやイラストの仕事がもしあればお声掛けくださると大変助かります。
今本当に仕事を待っています。

個人のウェルカムボードから、企業の広告マンガまで描けます。
がんばって良いものを作ります。

長々と書きましたが、29歳をなんとか踏ん張って飛躍のとしにしていきます。

広く応援をお願いします。
何卒、よろしくお願いします。



▼”それなりに”描いたマンガの中でバズった2つはこちら。


最後まで読んでくれてありがとうございます! ふだんバイトしながら創作活動しています。 コーヒーでも奢るようなお気持ちで少しでもサポートしていただけると、とっても嬉しいです!