1月12日火曜日ホームレスへ弁当配布

【ソーシャルファンディング活動報告】
1月12日火曜日。夜回りの日です！
5月に実施したクラウドファンディング「コロナ禍に苦しむ方々に、利他の精神を忘れない"てつたろう"の栄養満点のお弁当を届けたい」で集まったご寄付により、毎週3回お届け、毎月1回手渡しで路上生活者や仕事を失った人、食べることに困っている人へ弁当をお渡ししています。これまでに延べ2500人以上へ配布出来ています。
寒くなってきて凍死の危険性が高まるため今月も2回手渡しです。次回は1月23日(土)です。
大阪市北区にはおおよそ140名の路上生活者がいます。その内、所在が確認出来ている85名ほどの方へ配布します。
これまで直接配布してて感じたことは「食事はもちろん大事だが、もっと大事なのは情報と人の温もりだ」ということ。

https://youtu.be/fqBTf4eZ380

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今回配布するのはてつたろうの弁当と、飴、ミニカイロ、マスク、お菓子、飲み物、髭剃り、歯磨き粉付き歯ブラシ、そしてボランティアの皆さんからのひとりひとりへの手紙です。
今日は新聞社が取材に来ていて、袋詰めなどを手伝ってくれた。
その人の顔を見たことがあるので、年末に取材をしてくれた方だと思い込みお互い挨拶をしたが、途中で取材されていないことを思い出す。
よく考えたら昨年の秋にてつたろうへ来店してくれた方だった。
「○○を食べてくれた方ですよね？」との話からお互い驚いて、仲良くなれた。

画像の年老いた方の手は、元ホームレスです。
その方も、現ホームレスを元気づけるための手紙を書いてくれています。たった一言、たった1食で、人が救われるかも知れない。
そう信じながら、皆で手分けして手紙を書きます。

夜回りでは手渡ししながら、「バッテリーの交換という新しい仕事があるよ」と告知し、
寒さをどのようにしのいでいるか、どこで寝ているかの情報を共有した。
今年初めての夜回り弁当だということもあり、献立は少しだけおせち気分を味わえるように、いつもの弁当より彩りが鮮やかです。

今回も皆さんのおかげで弁当を作って、届けることが出来ました。
実はてつたろうのアルバイトスタッフからも今日の6人分の弁当の寄付が有り、6枚の手紙を入れることが出来ました。
ありがとうございます！

※ホームレス問題は自己責任論で語られることが多いけど、直接会って話を聞いてみないとわからないことがたくさんあります。
※夏場の方が人はイライラするのだと思っていたが、路上生活者は冬場のほうがピリピリしている感じがしました。
※支援団体NPO法人homedoorでは相談者激増のため、相談員を募集しています。ご興味の有る方はコメントまたはメッセージください。

※今回は店舗を休業したことも有り、準備と配布に時間を持って行動することが出来ました。
※クラファンでご支援頂いた寄付も、もうすぐ全て弁当への交換が終了します。この活動を継続し、届ける先を増やすためにも近日中に新たな行動を起こしますので引き続き応援して頂ければ助かります。
まずは自粛しながら店舗を継続出来るよう日々頑張ります。