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iDeCoの口座を適当に作ったら失敗した話

3年ほど前に、iDeCo(個人型確定拠出年金)の口座を作った。
元々、興味があったタイミングで勤務先と取引している地方銀行の営業さんから勧められて登録したのだ。
NISA口座も持っていたし、長期の積立投資のメリットも理解していたので
説明を聞いててパパッと書類を書いて運用を開始。

積立投資なので、そこまで頻繁に成績を確認する必要もないからと
しばらくは口座のデータを確認していなかった。

ふとある時、普段使っている家計簿アプリのMoneyForwardにiDeCoの口座が登録できることに気づいた私は
「これで確認が楽になるな!」と思って口座を連携させて中身を確認してみた…

なんかイメージよりお金が少ないんですが…

月に1万円ずつ積み立てて、確か3ヶ月目
加入時手数料が2,829円かかるのでその分少ないのは分かっていた

問題は、私が口座管理手数料のことをよく理解していなかったのだ…!

この口座管理手数料は毎月かかるもので
一番安い口座で月に171円、私の作った地方銀行の口座は月に501円だった!
1万円の積立で手数料が330円の差があると、口座に入金された時点で-3.3%の損失が出ていることになる。

長期の積立投資で平均年率3〜4%くらいは出るだろうが
それでもこの-3.3%のハンデを抱えているのを放置するのは馬鹿らしすぎた

口座移管手続きを取ると移管手数料が取られるが
バケツに穴を開けたまま長期間水を注ぐのに比べればマシということで
現在の楽天証券のiDeCoに移管することにした。
(楽天証券は口座管理手数料が171円)

手続きをして、2ヶ月ほどで移管先で運用が始まった。
もしiDeCoを始めるなら口座維持手数料に注意して口座開設をして欲しい。

無駄にしたもの
・無駄に高い口座維持手数料
・移管手数料
・移管手続きに割いた時間
・移管手続き中の2ヶ月間 運用できなかったロス(これは逆に得した場合もあるけれど)

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