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鉄道の人手不足問題と物流の人手不足問題

今回は鉄道と物流の人手不足問題について書いていきたいと思います。初めは鉄道の人手不足問題について書きます。

鉄道の人手不足問題


燃料費高騰で鉄道に追い風が来ているが活かしきれていない状況

最近鉄道でも値上げや減便の話が全国で聞かれ、一見鉄道の需要は減っているように見えます。しかしながら、実際のところ鉄道の需要は本来伸びるはずだと思います。むしろ本数が減っているから需要が伸びない。つまり因果関係が反対だと思っています。
理由は鉄道以上に航空機・バスは燃料費高騰で値上げしていルカらです。ましてやマイカーの場合は燃料費高騰の影響をマイカーを利用する人が直接受けます。一方鉄道の場合は電化している路線では石油燃料に頼らなくても運転できるので今の状況では有利になるはずです。
ところが鉄道会社は運転士が不足しているので減便が進み、都市近郊でも毎時1本の路線が増えてきました。毎時1本になると鉄道利用者がなかなか定着しないようです。


物流の人手不足問題

2024年問題は好機になるはず?


トラックドライバーについては長時間労働に規制がかかったため、夜通しで高速を運転することが難しくなりました。しかし鉄道ですと、一人の運転士がたくさん運べる上に、途中駅で交代も容易なので夜間の大量輸送に向いています。このため鉄道貨物が見直されつつありますが、貨物駅での載せ替えなどに時間とコストがかかるためまだ普及していないのと、なかなかJR貨物も需要が増えているのに利益は上がらない状態になっています。

人を運ぶにしても、物を運ぶにしても、他の交通機関よりすぐ得ているところは認知されつつあります。しかし人手不足が原因で中々鉄道にシフトできていないのが現状だと考えています。次回以降、いよいよ鉄道・物流のどの仕事内容でDXを進めた方がいいか、私の案を書いていきます。

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