自分の学習歴を整理してみる

ここに書く内容や、仕事をしている最中に「あれ?この知識ってどこで得たっけ?」となっている機会が増えた。
なので、この機会にこれまでどのような内容を取り扱ってきたかを整理してみたい。

2017年(入社年)

回路もクラウドもよくわからん状態だった。
とりあえず、共同研究でセンサは開発できたので、これをなんとかしてIoTっぽくしなければならないところだった。幸いにも、無線モジュールはTweliteで、データフォーマットはある程度固定されていたのでPython
ということで、以下のような事項を試した

  • GASを利用してGoogleSpreadsheetに書き込み

  • AWS IoTでデータを送信する

  • Python

2018年

若気の至りでAWSを活用したクラウド開発の案件を取ってしまう(笑)
もちろんうまくいくはずもないが、少なくとも以下のような知識を得た。

  • RaspberryPi

    • Systemd

    • Bash

  • AWSLambda

  • ApiGateway

    • 付随してRestAPI周りも

  • BASH(AWS Batch)

  • DynamoDB

  • KinesisStream

  • AWSGlue

  • AWS Asena

  • AWS CloudFormation

  • CI/CDまわり

ただ、最終的な着地点まで見据えて作れていたわけではなかったので、途中で方向感を失ってしまった。
特に、KinesisStreamでparquetに圧縮したデータをAWS GlueとAsenaでクエリして表示しようとする建付けではあったものの、実際のデータ量がとてつもなく多い上、APIの呼び出し方法も今から思えばセンスがなかったため、クエリだけで数時間かかってしまうということも起きた。
また、上記を見ていただければわかる通り、バックエンドしか開発していない。
以前の記事で「お客さんからしたら、UIのないシステムなんて、動いていないも同然だということは肝に銘じたい」と書いたが、これはこの時得た知見である。

2019年

上のプロジェクトがきれいにポシャった(きれいにポシャれて良かった)ので、クラウド方面は若干継続しつつも、どちらかというとハードの世界へ。

このときArduinoを少し触った気がする
また、基板加工機を導入したのでちょっとした回路を作り始めていた。とは言っても、この時の

2020年

世界的な半導体不足に見舞われたとしだったことは記憶に新しい。
このとき、電子回路設計に関する仕事が増えてきたが、まだ社内で使用するような試作品どまりのものが多かった。ただ、Pythonのユニットテストを活用して自動テストなんかは試しただろう。
とりあえず、AWSを開発しながら得たAPIの知識を利用してクラウド側からトリガーしてブザーを鳴らしたりする回路を作ったりしたことを記憶している。

2021年

このあたりから開発する件数が増えてきたうえ、
このあたりでGithubをぼちぼち使い始める。

社内で回路の設計を行う機会が増えた。この時はなぜか音響系をやることになっており、そのあたりでの工夫に苦労した。オペアンプを使った増幅回路を作成したり(逆にここまであまり使い方を知らなかった)、電源ノイズを載せないための工夫などにも手を焼いた。
さらに、RaspberryPiのカーネルを少しいじってI2Sを使えるようにしたり、RAM領域をマウントしてみたりとRaspberryPi周りの工夫ができるようになった。

2022年

お客がNode-Redを使い始めたので、自分も使うことになる。Node-Redの内部に、これまで懸案だったUIのノードがあることに気が付き、一気にこれまでPythonを利用して作成していたゲートウェイ内部のプログラムをNodeRedに置き換えた。
UIが表示できるようになったことで、受注件数の増加にもつながった。
回路設計の仕事も増えたが、このころはマイコンの内部プログラムを規定するため、C++を利用してクラスを書いたりもしていた。

2023年

初の大規模案件で、保護回路や寿命の計算、検査体制の構築、仕様書の記載など、回路設計だけでなく、製品開発全体の仕事を行うことになる。納品のときは本当にヒヤヒヤだった。
その合間にも回路設計の仕事は増えた。特にアナログ回路が多かっただろうか。I2Cを使う仕事とかはあまり来ないようだ笑

こんな感じだろうか。あまり詳しくはかけないことも多いが、おおむねこのような学習歴でここまで来ている。
やっぱ2018年でLinuxを触ったりしているところ(AWSの中はbashを使うことも多い)がかなり効いているような気もする。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?