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2017年 福岡遠征

みなさん、こんにちは。今日は本当ならアウェイの福岡戦の日でした。とはいえ私は実は仕事で京都にいるはずでした。どちらも予定がなくなってしまいましたね。

福岡戦といえば古くは1999年の残留争いでの大勝からの奇跡の残留などいい歴史もありますが、私自身はその当時はアウェイにいくほどの熱心なサポーターではありませんでした。実際に行くようになってからは、佑昌と城後に決められた試合とか、ジェットコースターみたいな試合で何とか勝って、空港でスタッフさんと喜び合ったこととか、思い出は色々です。
そんな中から今回は今年と同じ(予定だった)日曜の14時試合開始だった、3年前に訪れたときの遠征記をお届けします。

1・世界遺産、宗像大社へ

土曜日の朝、いつものジェットスターで福岡空港へ。試合は日曜日の14時からということで、土曜日は丸々観光です。レンタカーを借りて向かった先は宗像。この年「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群として世界文化遺産に登録されたばかりの遺産群をまわります。まずは九州本土側にある宗像大社辺津宮へ。

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ここで世界遺産のお勉強。隣接する神宝館では沖ノ島から出土した国宝の数々の展示を見ることができます。鏡、装飾品、ガラスの器など。沖ノ島は4世紀末から9世紀までの約400年間、国家的な祭祀が数多く行われました。その際に使われた数多くのお宝は「海の正倉院」といわれるほど、国際的なものはが多くて、当時の日本国家、そしてこの北九州地区が海外に開かれていたことがよくわかります。

宗像大社辺津宮を参拝した後は、船に乗って沖合6.5㎞に浮かぶ大島へ船で向かいます。

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大島に到着後、レンタサイクルを借りて島内を観光。宗像大社は3つの宮で構成されています。九州本土にある辺津宮、ここ大島にある中津宮、そして約60㎞離れた沖合の沖ノ島にある沖津宮です。まずは港のすぐ近くにある、中津宮へ。

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 観光客もほとんどいない状況で、ゆっくりとお参りすることができました。
これで2つの宮をお参りしたわけですが、3つ目の沖津宮のある沖ノ島は、訪問するのが厳しい場所。まずは女人禁制。そして公共の交通機関は一切なし。公で許されているのは、以前では日本海海戦の日のみ200人が上陸出来たのが、今はダメとのこと。そんな一般人が沖ノ島に最も近づける場所がこの大島にあります。そこへ向かうために、自転車で島の北側に向かいます。

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この日、天気はいまいちだったのですが、海の彼方にうっすらと沖ノ島を見ることが出来ました!わかりますか?

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その後も島をまわります。大島交流館では沖ノ島と大島との関係、秋のお祭りについても学べました。大島は沖ノ島とともにある島なんだということがよくわかります。そしてお昼は島の食堂へ。

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これに加えて、魚の漬けが食べ放題という驚き!島の人は交流館でもこの食堂でも「こんなところまでわざわざ来てくれて・・」と皆さん感謝していただいて、本当に温かい人ばかりでした。

2・宮地嶽神社から博多の街へ

大島から本土に戻り、この日の宿泊地、博多へ戻ります。途中立ち寄ったのが宮地嶽神社。ここはこのCMで嵐ファンから知られている場所。

この日は天気もいまいちで、しかもお祭りの日で境内でも一部立ち入れない場所もありましたが、一番びっくりしたのはかかっている絵馬のほとんどに「嵐のコンサートチケットが当たりますように・・」と書いてあったことでしょうか。ちなみにこちらはアウェイのチケットはほとんどが前日や前々日の購入。ジェフのサポーターでよかった(笑)

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博多に到着し、レンタカーを返却。渡辺通にあるホテルにチェックインし、この日の夕食は焼き鳥。博多はグルメ天国なので、行くたびにいろんなものを食べてますね。

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3・翌日、福岡市内から太宰府へ

ウエストのうどんを食べて1日がスタート。ちなみに福岡は日本のうどん発祥の地と言われてます。福岡のうどんは柔らかいのが特徴です。

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続いて歩いて筑前一之宮の「住吉神社」へ。大相撲九州場所の前に、土俵入りが行われますので、こんな感じで(^^;

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ホテルに戻り、チェックアウトをしたあとは西鉄電車に乗って、太宰府に向かいます。

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太宰府ではまず、終点の1駅前の五条駅で降りて観世音寺(かんぜおんじ)へ。ここは源氏物語にも登場する由緒あるお寺で、仏像の宝庫。仏像を見るのが好きなので、ここには絶対に行こうと思っていました。

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太宰府といえば令和の由来となった「梅花の宴」が開かれたことでも話題となりました。今度訪れるときにはそれもちょっと意識して訪問してみようかと思います。

続いていよいよ太宰府天満宮へ。

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この日はボランティアガイドさんをその場で頼み、案内をしてもらいました。色々な観光地で同じようにガイドをされている方がいますが、時間があればぜひおすすめです!知識量が格段にアップします。そして梅ヶ枝餅と豚まんで小腹を満たします。

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4・いざ、レベルファイブスタジアムへ

ようやくここから、博多の森、レベルファイブスタジアムを目指します。路線バスで福岡空港国際線ターミナルへ向かい、ターミナル間移動バスで国内線へ、そこから路線バスでスタジアムに向かいます。(たぶん一番安くて速い行き方だと思うんですけど、どうでしょう)

無事試合前に、スタジアムに到着(笑)
このスタジアムではだいたいメインスタンドで見ることにしています。

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この日の試合は佐藤優也DAY。ウエリントンが蹴った2本のPKを1本はストップ、1本はクロスバーで弾かれる。そして決勝点はPKを防いだところからのカウンターでの船山の決勝点。なんとか1点を守り切って勝利となりました。(相変わらず試合中の写真に乏しい・・・)

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試合後はそのまま福岡空港へ。落雷の影響で福岡空港の発着便は大混乱。なんとか飛行機は飛んでくれて、ギリギリで帰り着くことができました。

おまけ・・昇格を祈願して太宰府で購入した2代目の勝ち守り。お礼参りに行けるのはいつの日か・・

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