#177 後で続き描くのもありだと思う
メカ+昆虫+モンスターのイメージで描きました。
昆虫イメージですが既存の昆虫をそのままメカにするのではなく思い浮かぶ要素を抽出してそれを再構築した感じです。
このイラストの前は人物を続けて描いていました。
いつもはシンプルなキャラクターを描いていて線は少ないし色もそんなに重ねません。
人物の場合は線をなるべく丁寧に描いて、色もたくさん重ねてきっちり綺麗に仕上げたい、という思いがあります。
シンプルキャラの場合でも丁寧に仕上げたい気持ちは同じなのですが、人物だとシンプルキャラに比べて複雑さが段違いです。
なので連続で描くとけっこうくたびれてきます。
ちょっと気分を変えて違うものを描こう、と思い久々に創作キャラクターを描くことにしました。
描き方も、主線をしっかり決めて描くのではなく、思い浮かんだ線を都度整えていく描き方で描くことにしました。
久々に主線を決めずに描くと何だか自由を手にしたようで楽しくなります。
でも中々形が決まらないという難点もあります。
描いたのは9月の終わりでその時は完成度をそこまで求めずほどほどでいいや、と思ったのですが、いざnoteにアップするとなるとちょっとラフ過ぎるかもと思い加筆することにしました。
以前描いたときは主線なしで描き進めましたが、加筆するにあたり結局主線を描くことにしました。
気楽に描きました。
つぶれ気味だったところの色を明るくして金属の質感も意識しました。
反射光も入れて明るい印象にしました。
ちょっと明るくなりすぎたので最初の段階のフォルダを乗算レイヤーにして、透明度40%くらいにたものを修正版に重ねて完成です。
30分くらいで修正しました。
丁寧に仕上げたわけではないのですが最初の段階より見栄えは良くなったと思います。
最近も中々筆が進まず一枚のイラストに何日もかかってしまうことがありました。
心身のコンディションも関係していると思います。
単純にくたびれ気味とか、寒さに負け気味とか。
そんな時は最大限の完成度を目指すのではなく、とりあえず形になるところまで描いて、あとは後々気が向いたら修正するのもありかなと思いました。
いや、ほんとは毎回最高の出来になるよう気合を入れて描いた方がいいと思っているのですが、途中で元気がなくなったり、何だか違うなと思ってしまうこともあって、気が乗らないものを無理やり完成まで持っていくのも中々しんどいと思うので、後で気が向いたら続き描く、というルートもありだと思っておくと精神的に楽だと思いました。
あと、描いてから時間が空くのでイラストを見る目がリセットされて、直せば良くなるところがクリアに見えるという利点もあります。
うまくいかない日は、自分ダメダメだ〜、と気分が落ち込みやすいのですが、そんな時も気にしすぎず、いい日も悪い日もあるから一喜一憂せずにやっていきたいなと思います。
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