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世界観episode 19 -始めてのクラブ、サブカル音楽との出会い (HSS型HSP高校生編④)

高校生3年生になり、相変わらずファッション

に興味があった僕は、当時オシャレで有名な

O君と同じクラスになります。

O君はファッションだけでなく、音楽や

サブカルチャー全般に詳しく

いわゆる「イケてる人」の代表格のような人

でした。この頃、自分の中では勉強が

出来ることより、「イケてる」ことが

何より重要でした。そんな僕はO君に

近づき、「イケてる」ブランドや

古着の知識、音楽の知識など吸収した。

当時高校生ながらクラブでDJをやっていた

O君は、奈良県民の僕に衝撃を与えた。

その時に初めてDJの存在を知るのですが

なんかレコードを使って、アングラな

コンクリート作りの場所で、爆音で

聴いたことがない、インディーズの

独特のサウンドがかかっている様を

とにかくめちゃくちゃかっこいい!!

と自分の中で衝撃を受けたのを

思い出しました。

当時はファッション界では

メロコアやUKロック、オルタナ、パンク

と呼ばれる、洋楽がうちの高校では

流行っていました。

そして大阪梅田のクラブで

「爆音」でかかっている音楽に

夜中に多くの人が盛り上がっている姿が

衝撃でした。HSS型の特殊なものを見ると

異常に追求したくなる、人と同じじゃない

感性が好きな自分が好き、という特性

が発揮されていたように思います。

ご存じか分かりませんが

アーティスト名というと

「オフスプリング」
「ハイスタンダード」
「グリーンデイ」
「オアシス」
「ニルヴァーナ」
「ザ・ストーン・ローゼズ」
「セックス・ピストルズ」

J-popで近い雰囲気のものは

「ザ・ブルーハーツ」

でしょうか?

とにかく社会の常識に対して

馴染めない不満を持っている

若者たちが、自分たちの信念を貫き

自己表現している姿がかっこいいなと

とても衝撃を受けていました。

そのころ、一応進学塾には通って

いたのですが、もはや勉強はやる気がなく

そういった、アングラなサブカルの世界に

のめりこんでいきます。

今思えば、学歴社会なので勉強ぐらいは

やっておいて、大学にでも受かってから

自分の趣味を楽しめば良いのにと思って

しまいますが、のめりこんだら一直線

なのがHSS型。

とにかく勉強やサラリーマンにはなりたく

なかったし、ファッションや音楽

クラブDJ、サブカルチャーという文化を

吸収できるだけ吸収していきました。

これは後の音楽で生計を立てるところや

DJを始めるキッカケになっていきます。

とにかく「センス」とは何だろう?

と自問自答しており、高校3年生の頃は

大衆的なものに興味を示さなくなり

アンダーグランドな世界に酔いしれていました。

世界観episode 20 -直観で閃いた美大受験
へ続きます

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