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HSS型HSPの日常 85 - ぐるぐる思考からの抜け出し方

おはようございます。

昨日、何気なく書店に
行ってみると、

「かくれ繊細さん」の
「ぐるぐる思考」
からの抜け出し方

が出版されているのを
知りました。

日本にHSS型HSPの
概念を広めて頂いた
心理カンセラー
時田ひさ子さん新刊著書
です。

かくれ繊細さんとは
まさに「HSS型HSP」の
方々を指し

個人ではKindle
リリースで「HSS型HSP」関連の
書籍は多く出されて
いますが、

大きな出版社を通した
「HSS型HSP」の専門書は

トレイシー・クーパー博士
の洋書を除いては

他にないのでは
ないでしょうか・・?

(純HSP自体の書籍は
多く見かけますが)

「HSS型HSP」の発信者の多くは
僕を含め、この
時田ひさ子さんの著書を
ベースに発信されているかと
思います。

さて、今回の内容は
HSS型に取って、天敵とも
言えるいつまでも終わらない
あの、被害妄想レベルの
ネガティブ不安

「ぐるぐる思考」

この思考の止め方を
指南した、
ありがたい手引書です。

職場でミスをしてしまったり、
自分の発言が意図しない
反応だったとき、

また過去や未来に対して
すぐにネガティブをこじつけて
いつまでも反復してしまう

この「ぐるぐる思考」
が発動するメカニズムは
気質なので発生は
止められないのですけど、

発生した段階で俯瞰したり
瞑想術を施したり
著者の時田ひさ子さんは

「ぐるぐる思考」の対処を
マスターしていますね。

普段僕はできるだけ行動を
止めない、

を実践することで
「ぐるぐる思考」が
入り込む余地を与えないことを
意識しているのですが、

疲れていたり、油断すると
やっぱり日常生活で
「ぐるぐる思考」が
発生してしまいます。

「ぐるぐる思考」の弊害は
色々あるのですが、

やはり一番は
行動できなくなり、
挑戦しなくなる。

ではないでしょうか?

例えが分かりやすかったのが

ーーーーーー

「転職したい」と考え始め

「自分は何がやりたいんだろう」

「次の仕事は今よりも
やりたい仕事につきたい」

「そのためには
〇〇できた方がいい」

「じゃ、今から習得しよう」

「習得するための費用がない」

「習得するためには
今の仕事で稼げるようになって
からでないと」

「今の仕事で稼げるように
なったら、
転職する意味がないのでは?」

「このままこの職場に定年まで
いることを考えるとツライ」

「なら、やっぱり転職しよう」

ーーーーーー

という感じで堂々巡りして
一向に答えに辿り着かない
のです。

つまり悩みに対して、
頭では白黒つけようと
し過ぎてしまい、

めちゃくちゃ
考えているのだけど
結論が出ないまま
時間だけが過ぎてしまうのですよね…

これって行動しないから
起こる現象なんですけど

この「ぐるぐる現象」が起これば
行動できない

つまりこの場合、
「ぐるぐる現象」が起きる前に

「転職エージェントの
登録サイトに登録してしまう」

すると現実が動き出すので、

今の仕事を続けるかどうかは
転職エージェントに相談する内に

また考えが変わって
くるかもしれないし

「新しいスキルを習得しよう」
と考えていたことが

実は不要だった、
考え過ぎだった
と分かるかもしれないし、

まずは小さな一歩を「えいや!」で
踏み出すことで、

こんな風に物事が動いていくのが
HSS型の特徴です。

頭で考え過ぎる

は止めることが出来ないのですが

頭で考え過ぎて動けなくなっている

という事を俯瞰して捉えることは
可能です。

HSS型にとって
「ぐるぐる思考」を制御できることは
人生が変わるレベルの行動力に
繋がっていきます。

少し長くなってきましたので、
次回は別の事例も参考に
考察していきたいと思います。


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