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世界観episode 17 -バイトで覚えた、酒、タバコ、女 (HSS型HSP高校生編②)

高校生になって初めてのバイトは

奈良県と大阪の中心部の間にある

少し柄の悪い、東大阪市の

とある飲食チェーン店でデビューします。

まだ16才だった僕はまずは皿洗いを

しながら、カウンターのお客さんの

注文を取るというポジションから

スタートしました。

バイト初日の感想は、初めて仕事をして

時給というものが発生する感動と

お客さんと次々にコミュニケーションして

注文を取っていくのが楽しかったです。

今思えば、HSS型の

「初対面はとにかく好印象」が発揮されて

接客業は向いていたような気がします。

バイトの先輩達にも気に入られ、

打ち上げで生中を飲んだり

タバコを覚えたり

パチスロのリーチ目を

教えてもらったり

いわゆる悪い遊びを覚えた。

人は良くも悪くも普段付き合う

人間関係に影響されてしまう。

特に刺激大好きなHSS型は

初めてのことだらけ。

このころは刺激が好きだけど

刺激に疲れるHSPの部分はまだ

弱かったように思います。

高校ではファッションにハマる

ものの、もともと奈良県民だった

僕には、都会のお高い雰囲気より

ヤンキーのノリにも面識が

あったので、ちょっと柄の悪い

東大阪のアウトローな雰囲気が

心地よかった。

人間関係が楽しかったので

高校1年生の頃はバイトばっかり

入れてよく親に怒られていた。

今思えば、授業料の馬鹿高い

私立の進学校にわざわざ入ったのに

息子が安い時給でコキ使われて

いるのが、許せなかったのだろう。

それでも高校生が数万円という

お金を手にする方法はバイトしか

思いつかなったので、大好きな

ブランドの服を購入したり

原付を購入したり

自分の手で稼いで、欲しいものを

手に入れるというルーティーンが

新鮮でたまりませんでした。

そして同じバイト先で、彼女が出来ます。

男子高だった僕が、異性と出会うのは

バイト先くらいしかなかったので

彼女が好きというよりは

彼女がいる状態の自分が好きという

今思えば、嫌な理由でした。

中学生の時に本当に好きだったNさんには

一切気持ちを打ち明けられないのに

世間体のために「そのうち好きになればいいな」

くらいの理由で、彼女に

告白されたのでお付き合いました。

しかしその彼女は依存タイプで

HSS型の依存されると別れたくなる

が発動し徐々に距離を取る形を

取りましたが、傷つけたくないので

別れを切り出すのも

なかなかできませんでした。

今思えばHSS型の恋愛は

本当に好きになった子には

告白できず

別れたくなっても別れを

告げることができず

恋愛メンタルは本当にチキンだったなぁ

という感じでした。

本当に好きになった人と

お付き合いできたのは、まだ先の話になります。

世界観episode 18 -リアル尾崎豊
へ続きます

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