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HSS型HSPの日常 163 - 創作活動とHSS型の目指す道

おはようございます。

自分の表現を追求した
作品だけを作って

売り込みとか
しんどいことはせずに、
創作の道で、
一生暮らしていきたい。

これが昔の僕の
心境でした。

芸大時代、
アート作品のグループ展や
DJイベントを企画したり

常に創作活動にのめりこんで
いたのですが

やりたくなかったことは
イベントのフライヤーを配ったり
友人に声をかけて
イベントに誘ったり

とにかくプロモーションして
人を集めるという
アクションが苦手でした。

もちろん自分たちの作品は
できるだけ多くの人に
見てもらいたいし、

称賛の声を頂くのが
やりがいに繋がるのが
分かっていながら、

人との関わりはできるだけ
避けたいと思っていました。

いや、本当は人と
関わりたいのですけど、

人と関わると疲れるのが
分かっているので、

人に疲れることなく
どうすれば、自分たちの
作品を見てもらえるのか?

という事に
常に頭を悩ませていました。

数年後、デザイナーとして
会社員になった僕は

毎日の職場の人との交流に
疲れ、1年も持たず退職しました。

人との交流は嫌いではないのに
人との交流に疲れて、
社会で生きていけない
自分が苦しくなり、

なんとか人と交流しないで
生きていく道を探りました。

そして、
WEBサイトを立ち上げ
フリーランスのデザイナーとして
独立しました。

独立なんて、もっと人と
関わらないとできないのでは・・?

と思われるかもしれませんが、
意外と人に声をかけてもらうのは
大丈夫、

つまり最初こそは営業活動を
がんばりましたが、

一度実績が軌道にのると
申し込みフォームから
どんどん依頼が舞い込んできます。

そして、やり取りも
近場の代理店さんなら
1度挨拶に行くくらいで

あとはメールのやり取りのみで
案件を簡潔させることが出来ます。

つまり、1人でいられる場所で
自分のペースで働けて

人との交流もメールの
やり取りだけで完結できる

フリーランスのデザイナー職は
天職でした。

収入はあまり追いかけて
いなかったのですが、
会社員時代の3倍を越え

人生が順風満帆かのように
思えました。

しかし、環境の賞味期限は
やってきます。

HSS型は同じ環境に飽きてしまい、
現状の不服な点を広げてしまうのです。

もともとアーティスト気質だった
僕は、代理店からの依頼でも
自分の拘りは押し通したい。

でも、お客さんが
求めていないことはお金にならない。

そして、
仕事が貰えるか貰えないかは
代理店のさじ加減ひとつ・・

そんな現状を変えたくて、
もともと興味のあった
ゲームやアニメ関係の
音楽創作の世界に
転身しました。

現在では直接ファンの方々に
作品を支持してもらったり、
ゲーム会社の商業案件を請けつつ

HSS型の僕の半生で学んだことを
後世に伝えていきたい気持ちが
強くなり、

特に、人との交流が苦手だけど
創作活動や自分のやりたいことで
生きていきたい

という方々に向けて、

あんなに交流アレルギーだった
僕が毎日のSNSの発信活動
にのめり込むようになりました。

たぶんHSS型って、
本当は誰よりも
人との交流を望んでいるんですよね。

でも距離を近づけ過ぎると
傷ついてしまう

ハリネズミやヤマアラシのような
存在、

それでも交流したくて
がんばるんですけど、
心はぐったりと疲れて、

結局1人でいることが
一番落ち着く

でも、1人でずっといると
枯渇するので、
人と交流して、また疲れて

というループを一生繰り返して
いるんですよね。

だからこそ、
人の気持ちは手に取るように
分かるくらい敏感だし、

人の感情にとても敏感だから、
誰よりも創造力や妄想力が
豊かに発達してきます。

この1年の発信活動を経験して

深く頭で考え込まず、
自分のやりがいに正直に
行動や継続重視の
毎日を送る。

つまり「没頭」こそが
HSS型の生きる道であることは
再確認できました。

なぜ自分はこうなのだろう?
本当の自分は?
自分の生きる意義は?

これらの思考は
「過去」や「未来」に目が向いて
「不安を募らせている状態」

「今」を噛みしめて
「今」の幸福

をないがしろにしている
状態です。

「今」に夢中で
自分の不安や悩みを考えている
暇がなくなるくらい
没頭できれば、

HSS型は悩みや不安から
解放されていく
毎日に近づいていくことが
できます。

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