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初めての引っ越しはオバケ屋敷

こんにちは

中原よしおです


その日は突然、訪れます


長い間お世話になりました!!


母親の奇声ともいえる大きな声が家中に響き
わたっています


その日は突然に訪れます


よめ、姑の壮絶な大喧嘩です


長い間お世話になりました!!と


奇声を上げる母親を前にした私は


ただごとではない。。


そう感じるしかない状況に立たされました


これから何が始まるのか?


安心、安全って、どんな心境だったっけ?と
思うほど..


恐怖や不安の心に縛られてしまったのを覚え
ています


数日後、行動派の母親は...


家を出るよ、と一言...


私は恐怖と不安の中に、キャンプでも行くよ
うなワクワク感が不意に芽生え


自分という存在は、恐ろしい面をもちあわせ
ているのだなと


複雑な心理状態になったのを覚えています


引っ越し先に行く足取りが


恐怖と不安、そして期待という


まるでオバケ屋敷に行くような精神状態にな


前に進みたくないけど、前に進んでいます


だんだんと、周りは暗くなります


気が付けば、あたりは雑木林


木の葉が日光を遮断して、ひんやりと肌寒く
なっていきます


「着いたよ」と母は一言


私の目の前に飛び込んできた、次なる住み家
はまるで


お化け屋敷でした


玄関を開けると部屋の中は真っ暗です(誰も
住んでいないので当然です)


靴を脱いで、恐る恐る部屋に上がると


歩くたび、床が「ギィ、ギィ、」と音をたて
ます(これもいたって普通の現象です)


ふすまに描かれている昔風の絵が、一瞬うご
いたようにも見えました。。


当時を冷静になって振り返ると、普通のボロ
ボロアパート


住んでみれば、それなりに住める家だったの
ですが


恐怖と不安、そして期待。雑木林のひんやり
とした感覚


その体験が自分自身の中に


オバケ屋敷を現実化させてしまったのだと思
います


思考は現実化します


言い換えれば、思考しか現実化しません


どうせなら、お化け屋敷ではなく


グリム童話のヘンゼルとグレーテル


お菓子の家を期待していたら


そういう現実が訪れた事でしょう


どうせなら、自分の人生にプラスになる思考


現実化させた方が、何百倍もお得だったなと
後悔しています


思考は現実化するのは本当だなと、心の深い
部分で理解できる小学生の体験でした。


言い方をかえると


思考しか現実化してません


最後まで読んで下さり本当にありがとうございます。

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