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「君たちはどう生きるか」真面目にレビュー

本日、気になっていた宮崎駿監督作品
『君たちはどう生きるか」を
鑑賞してまいりました。

今回は真面目にレビューします。
個人的な意見ですので、悪しからず。


ネタバレは控えますが、
「へっ?」と言う終わり方。
ああー、ポニョの時もそうだった。

怒涛の展開が押し寄せてくるのは、素晴らしいのですが結末がアッサリ。

僕は久しぶりの宮崎駿監督作品を観て、
ただ面白いとかつまらないとか、安直に判断するのは一旦置いておきます。

仮に、“宮崎駿監督作品”という謳い文句が無かったら…。
なんと言うか、どっちつかずなんですよ。
面白い、つまらない、ワクワク、悲しい、とか
そんな言葉一つで言い表せない。

よくよく考えると設定が妙だ。
ヒロインは
夏子だとしたら、
“父親の再婚相手”
ひみだとしたら、
“眞人の母親”
キリコだとしたら、
“夏子の使用人のお婆ちゃん”

懐古厨と言われても仕方ないが、
ラピュタのシータ、
魔女の宅急便のキキ、
紅の豚のジーナやフィオなど
これが“宮崎駿作品のヒロイン”という定石を
打ち破っている。

眞人とひみが抱き合うシーン。
良いシーンなんだけど、少しだけ違和感。
ポニョの時の宗介とリサの関係にも似た違和感。

描写は文句無し!
アニメーションの限界に挑戦してる。

ただストーリーが難解だ。
下の世界は死者の世界なのか?
ひみはそうだとして、なぜキリコだけ若返った姿で登場したのか?
…僕は使用人全員出てくると思ってました。

大叔父が継いで欲しい仕事、とは?
一回しか観てないし頭の中は???って感じだったから、誰か教えてください。


これね、人に薦めるとしたら
「面白い、つまらない、と言うよりも、こんな映画があるんだな。っていうのを感じて欲しい」って言うかも。

難しい作品でした。

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