波と粒の二重性を解くモデルは面である
波は同時に同一座標を占める(干渉)ことができ、粒は同時に同一座標に存在しようとすれば衝突してしまいそれができない。この矛盾する特徴を同時に成り立たせるモデルが面である。(二次元現象)
面Aと面Bは交線(一次元)を共有できる。この交線はAとBの性質を併せ持つことができる。一方面と面は衝突(反発)もできる。おそらく面どうしが共存できる場合と反発する場合の違いというのは面のスピンの方向性と大きさの問題だろう。
面上の波動は当然足し算できる。
ガウスの法則型のモデルは半径rの地点での場の強さがその場での単位面積当たりの力線密度であるというものである。
ということは点電荷のようなものから放射される力線の総数はどの閉曲面でも変わらないということでもある。
このモデルをどんどん縮小してゆき最小単位として突き当たるのが電子だと考えれば合理的ではないか。
ということで私は電子を半球面モデルで考えて論じてきた。
半球面というのは二個の電子で1つの球面を被覆するモデルということである。
このモデルは電子が持つとされる諸特徴をよく説明できると思うので、あれこれと書いてきたのである。
二重性という面倒ななぞなぞは波動という二次元現象(振動の方向と進む方向)の組み合わせと粒という0次元?のようなモデルの組み合わせで考えていても無理というものではないか。ここでは二次元どうしの現象を偏微分式(断面の分析)で考えるのが適しているのである。
波面を球面スピン、進行方向をポテンシャルに分けて解析すると理解しやすいモデルができるのでさらに考察を進めたいと思う。
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