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#放課後note部 に参加して初心者はまず型だなと思った話

気づけばnoteへの投稿もこれが12本目です。そろそろもうちょっといい文章書きたいなあ...と思っています。

一度書いたら独り歩きしてしまう文章。文章の上手な人に聞くと「たくさん書くことだよ」と言われたり、「理系の作文技術」や「東大作文」などなんとなく本を読んでみてはいました。とはいえ、実践しながら改善していく方法はないかなあとぼんやり思っていました。

そんなとき、こんなnoteのツイートを偶然発見! 場所は 西新宿のVERTEXグループ会社から徒歩圏内!しかも無料!ってことで即ポチしました。

初心者の集まりと表記されていてもすでにできるひとばかりだったり、集まってみれば自分とは次元の違う悩みを持っている方ばかり・・・そんなイベントも多くあると思います。

今回は、もくもく書く+必要であればアドバイスがもらえる+基本のキのセミナーパートがある という点から、聞くだけで得られることもあるだろうと思いました。また、実際の悩みについて具体的に聞いてもらえそうという点で参加してみることにしました。

社内のアドベントカレンダーが来月から始まるというタイミングでもあり、会社の人にも良い文章を書いてもらうために注意すべきポイントが得られたらという気持ちもありました。

「基本のキ」セミナーパートで教わったこと

当日は「セミナーパート」と、もくもく書きながらもしくは座談会スタイルで相談しながらというスタイルでした。

セミナーパートでは、自己紹介・文章力・タイトルの付け方等の説明がありました。

最初に自己紹介で趣味や土日にしている好きなことを発表しましたが、そのテーマと書きたいテーマをこじつけて書くと書きやすいというTipsを早速教わりました。

私であればボードゲームや野球の話などがそれにあたります。
好きなことはマニアックな内容になってしまうこともありますが、前半部分で読者にベネフィットを訴求しておけば良いということでした。

「基本のキ」ということでまずは文章力の分解。文章力は、「伝える」「構成する」「読ませる」という3つの部分にわけるとのこと。

伝えるためには...
 ・読者ペルソナを想定する
 ・読者が普段読んでいる文章や、テーマについて調べてから書く

ことがポイントでした。

構成するためには...
 ・要素分解して大きなテーマから書く
 ・普段からエピソードをストックしておく

などのポイントがありました。

最後に、読ませるためには...
 ・全部揃ってから書き始める
 ・一日寝かせてから音読してみることでひっかかりを探す

などのポイントがありました。

特にここでは、まずは読者像を想定し、読んだ後にどういうアクションを起こしてほしいか、その記事のポイントは何か、といったことを予めシートにまとめてから書くというフレームワークが大事だと感じました。
極端に言えば、大きなテーマを決め、3つの言いたいことを小テーマの章立てにして、章ごとにエピソードを含めて読まれるように膨らませる、という流れを守るということです。
一度小テーマが決まれば、そこに集中すれば良いので、1000文字書きたいと思ったとして、250文字くらいの塊を書けるようになれば良いということです。Twitter2投稿くらいですね!

章立てができたら、全体の流れを整えるだけでできてしまう。つまり、テーマの適切な分解と、どうしたら伝わるかをペルソナ中心に考える(そのためにめっちゃ調べる)ことが大事だと思いました。

自分に欠けていた観点の発見

研修講師という人にものを伝える仕事をしている私ですが、話すことと書くことには大きな違いがあると感じていました。特に、相手の反応を見ながら対応を変えていくということができないことが文章の難しいところだと思います。

しかし、誰に何をどういう言い回しで伝えるか。
その観点から考えると、話すことと書くことには大きな違いはなかったのかもしれません。自身、研修でお話をするときは対象者に伝わりやすい例えや画像を活用したり時事ネタを交えて話すということはもちろんですが、そのために対象者の知識の幅や深さを想定して話題を選定したり説明する順番を変えています。

スライドを事前にめくって全体としてのつながりがおかしくないかチェック、一度寝かせてから新たな気持でスライドに向き合う。ここで習った多くのことは、今まで実際にやってきたことでした。

文章にするということで注意しなくてはいけないのはあくまでも反応を見て即時に変えたりフォローができないという点であり、そのためには事前に調べて決めておくことを増やすことが重要なのではないかと思いました。

セミナーパートで印象的だったのが「ストック」という言葉です。

「話のネタ」という意味でのストックはある程度持っていますが、文章を書くことを仕事にするとなると「調べる時間を削る」ためにストックを増やすことが大事なのではないかと思ったのです。

「たくさん書いて練習する」だけでは見えてこなかったポイントが、自身の経験とつながってきたことで「どういう練習をすれば良いのか」が少し見えた気がしました。

これから...

まだまだ、今回ポイントとして教わったことのすべてを反映することができず、このnoteも「良い文章」というにはレベルが低いものではあります。句点は一文で2個までとか。

しかし、

・他の人の書いたものを今まで気づかなかった観点から眺めてみること
・イベントに出る際に予めどのようなアウトプットをするかを想定して
 構成しておくこと(今回のようにイベントレポートを書く際)

のように、ただ今までは勢いで書いていたものが分解・再構築というポイントでより良くなるのではないかという感触を得ることができました。まずは自分がしっかりと無意識で型を実践できるようにフレームワークを繰り返し実施してみたいと思います。

もしご自身で独自のフレームワークを作成している方がいらっしゃいましたら教えていただきたいですし、自身が実は持っていた研修でのトークのようなフレームワークが転用できないか?を考えることで上達できる可能性ってあるんじゃないかなと思います。

そういったことに気づくために、直接の利害関係のない方と対話したり質問したりできる勉強会という場は、特に何かをちょっと良くしたいと思っている方にはとても有効だなと思いました。やり始めるとどうせまた詰まって悩むと思うので、どんどん参加していきたいと思います!

主催の 井手さん ありがとうございました。

※ 会の冒頭に配られたプリント。手書きメッセージつき。こういうところにホスピタリティを感じる。

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