野良猫とこども達と私③

2017年12月8日

さて、こども達が夢中になっているニャンコのゆうき君。
 
てつなぐのお家では飼えないから、これからどうするかという状況になりました。 
 
こども達と作戦会議というか話し合いの場を持ちました。
僕らが安易に猫を引き受けるのは何か違うという気持ちがありました。
 
ただ、ニャンコのしずくに病気がうつってはマズイので、
お風呂場に隔離して、そこで話し合いをしました。
 
こども達、みんなも住んでるお家はアパートやマンションや借家だし、飼えないから、あーどうしようかなとなりました。
 
病気を持ってしまった猫に飼い主を見つけるのは難しいだろう。譲渡会とかで捜している人もいるけど、なかなかそういう病気の猫は飼い手が見つからないと聞いていました。
 
隔離して飼うという方法もあるようでしたが、外にケージを作って飼うのは、今まで自由に育ってネコちゃんにとってはどうなんだろうと。
ただ閉じ込めることについては僕たち(けんちき・かおるこ)がしんどい感じがありました。
 
そうであるなら野良に戻すことを考えました、電話で相談した病院の先生も今回は仕方がないよねと言ってくれました。
でもそれはそれで、移る病気を持ってるとわかったネコを放すのはどういうことなんだと考えることがありました。
 
考えるいろいろが、自分たちのエゴなんだなぁと感じていました。
 
そのうちに、一人の女の子が「私のうちで飼えるかもしれない」と、お家の人に連絡しはじめました。そしたらお母さんが、お父さんがいいと言ったらOKと言ってくれたので、
お家に帰ってから聞いてみる、電話するね!と女の子は帰りました。
 
それに望みと託して返事を待ちました。
 
木曜日に話しをしたのですが、木曜日の夜には連絡がなくて、
次の日の金曜日も夕方を過ぎ夜になりました。
 
つづく

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