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長くWebライターを続けるために必要な「収入の3つの柱」とは?

Webライターで稼げるようになるために大事なのは、単純ですが「続けること」です。

Twitterなどでも、多くの初心者の人の諦める理由が「思ったより稼げない」という理由。

しかし、実際には続けるだけで徐々に右肩上がるのが、Webライターという仕事なのです。

✔︎Webライター収入が安定しない
✔︎Webライター収入を上げたい
✔︎効率良くWebライター収入を得たい

このようなお悩みがある人は、ぜひ見直して頂きたいポイントがあります。

Webライターを続けやすい環境を得るためには、いくつかの効率よく稼ぐためのポイントを抑えていかねばなりません。

そこで今日は、Webライターとして稼ぐためのポイントのひとつとして、私が思う「ライター収入の安定化に必要な3つの要素」についてご紹介していきます。

この要素をうまく組み合わせ、収入の柱にして、自分のWebライター収益を伸ばしていく過程の参考にしてください。

Webライター収入の3つの柱とは?

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まずライター収入の3つの要素として、次のものが挙げられます。

✔︎即金性
✔︎量産性
✔︎収益性

①即金性のあるWebライター収入
即金性のある案件とは、クライアント様の対応が早いというだけでなく、短文であったり、すぐに収益に繋がる案件です。

②量産性の高いWebライター収入
量産性の高い案件とは、得意テーマなどでリサーチがあまり要らない効率的な案件のことです。

③収益性のあるWebライター収入
収益性のある案件とは、文字通り単価が高く、案件ごとに収益がしっかりとついてくる案件です。

Webライターの収入属性ごとのメリット・デメリット

前章でWebライターの収入を、大きく3つの属性に分けてみました。

なぜ「収入の安定化に組み合わせることが必要なのか?」ということについては、それぞれの収入属性に応じた特徴によるメリット・デメリットというものが存在するからなのです。

それぞれについて、詳しくみていきましょう。

✔︎即金性のあるWebライター収入の特徴

その名の通り「すぐにお金になる仕事」を指していますが、メリットはやはり収入にすぐ繋がるということです。

全てがこの部類の案件であれば、Webライターとしても理想的のように思えますが、あながちそういうことばかりでもありません。

というのも、即金性の高い案件ほど「継続性がない」ということが挙げられます。

既存のWebライターさんが忙しく緊急での募集であったり、一時的なテーマを埋めるための募集であることも多く、単発仕事になることも少なくありません。

ほかにも、単価自体があまり高くないということもあります。

即金性ばかりに気を取られていると、低単価のその日暮らしWebライターになる可能性もあるということです。

✔︎量産性の高いWebライター収入の特徴

Webライター歴が深まると、文字数が多くても得意ジャンルはリサーチが少なく済むので、時間効率的に良い案件が出て来るようになります。

このような案件は、どんどん執筆が進むので、クライアント様への提示スピードだけでなく、内容の濃さでも評価が上がりやすく「継続につながりやすい」ともいえます。

しかし、依頼先が変わっても、求められるテーマは似たようなものが多く、キーワードひとつでも「またこれか」というものも出てきます。

このようなときには、自分がこれまで書いてきた記事とのコピペチェックの沼に陥りやすく、かえって時間がかかってしまうということも。

執筆のときにも、自分では意識せず「表現のクセ」というのが存在しているのです。

安定した収入を得るためのベースになる「継続案件」を狙うには、得意テーマで量産性の高い案件が必要です。

ただし、依頼のなかで人気のワードのときには、また書くかもしれないことを念頭に、自分の表現の法則性に注意しておきましょう。

✔︎収益性のあるWebライター収入の特徴

記事や文字単価の高いものというだけでなく、固定の契約などで保証された数量があるような案件を指します。

自分にとって、毎月の収益の要になるような仕事で、副業であっても少ない数で効率的に稼げるようなものです。

収益性が高いものは、やはり「条件」が厳しいものが多いというネックがあります。

専門性の高いものや、契約によって最低納品数や納期の制限があるなどから、支払いのタイミングも関係してくるかもしれません。

収益性としては魅力的であっても、個別の条件で受けにくいものも出てきます。

少ない本数で済むことは、効率的な収益アップにも繋がります。時間に限りがあるのは、副業の人だけではありません。

専業でも1時間に書ける文字数は限られていて、個人でやる限りはその範囲でやるしかないのが実情です。

将来のために、何かの専門性を高めるための時間を設けるなどの努力は必要になっていくでしょう。

自分にとってのWebライター収入の属性を見極める

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ご紹介したWebライター収入の3本の柱を使い分けたいと思ったら、まずは募集案件を自分の知識や経験などの状況から見極めることから始まります。

単価が低いから収益性が低いということではなく、自分の得意なテーマで1時間で仕上がるならそれは高収益な案件です。

表示されている記事・文字単価が高ければ良い案件というわけでもありません。

リサーチに時間がかかり、執筆もなかなか進まないというような案件は、自分には低単価案件なのです。

Webライター収入の3本の柱を使い分ける

実際に案件ごとの収益属性がおおよそ区別できるようになれば、あとは自分にとって必要な案件に集中するだけです。

・生活に必要な資金を得る即効性のある案件
・足元を固めるための継続性に期待できる案件
・将来の自分のために貯金する感覚で取り組む案件

Webライター業を副業などで短期的にやっている人であれば、目先の資金に有効な「即金性の高い案件」や、「収益性の高い案件」がおすすめになります。

次に、Webライター業を本業として長くやる人に関してのアドバイスになりますが、やはり「量産性の高い案件」を主体にした計画がおすすめです。

最初はなかなか上がらない単価も、得意なテーマを持つということは、専門性が高まるということで、必ず将来に「収益性の高い案件」に育ちます。

そこに実績を積むための「即金性の高い案件」を加えて、実績数・執筆キャリアとともに現金も得て、ポートフォリオの充実を図りましょう。

文字(記事)単価が高い案件ばかりを探していると、テストにも受かりにくく執筆機会もなかなか手に入れられないというネックも生じます。

これは、試合のないバッターが素振りをしていない状態であり、ピッチャーが投げ込んでいないのと同じで、ただ時間だけがすぎるだけでなく、自分のレベル向上にもつながりません。

また、高単価に安心して、執筆時間を大きく割いていると「時給に直すと全然よくなかった・・」ということも。

同じ時間で、得意なテーマならいくつ執筆できたかという機会損失に見舞われます。

この「いくつ執筆できたか?」という問題は、単純な収入損失だけではありません。

書いた記事の分だけ「実績」も付き、さまざまなクライアント様とお付き合いの幅を広げられる「人脈」の可能性に繋がり、そして自分のスキルアップにも繋がるのです。

Webライターの3つの収入の柱からわかること

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ここまで読んでいただいた皆様にお伝えしたかったのは、収入属性の違いを見直すことで、自分の執筆効率を見直すこともできるということです。

高単価の案件が取れないから収益が伸びないのではなく、案件の取り方が本来の自分に合わず、効率が悪くなっているから伸び悩んでいるのではないでしょうか?

Webライターは誰でも続けるだけで、早いか遅いかは別にして必ず右肩上がる商売です。

ただし、ただ続けるだけでは叶いません。

周りと同じではない自分の環境に合わせ、稼ぐためのポイントをしっかりと抑えて、多くの実績のなかで経験からくる知識を身につけていくようにしましょう。

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