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体操やレクを盛り上げるために覚えておいて欲しいこと


先日のYouTubeライブで、

利用者と皆でワイワイ楽しめる「声かけの仕方」や「雰囲気作り」が知りたいです。

といった質問をいただいたので今回は、僕自身が体操やレクを盛り上げるために心がけていることといったテーマでお伝えしていきます。


メラビアンの法則

早速ですが、皆さんはメラビアンの法則というものをご存知でしょうか?

メラビアンの法則というのは、自分(話し手)が相手(聞き手)に与える影響を「視覚情報」「聴覚情報」「言語情報」の観点から数値化したもの

一般的には上記のような解説がされています。

ざっくりいうと、見た目と声と話す内容の割合を表した法則だと思ってください。

そして、重要なのはその数値です。

視覚情報:55%

聴覚情報:38%

言語情報:7

このような割合で影響を与えると言われています。

つまり、見た目(視覚)と声質(聴覚)であなたの印象は93%が決まるということになります。


これを体操やレクに当てはめて考えてみましょう。


まずは見た目。

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利用者さんに楽しんでもらうために、どのような見た目の印象を与える必要があるか?

ここを深掘りして考える必要があります。

結論から言うと、僕が体操やレクにおいて意識している見た目は

・笑顔で話すこと
・身振り手振りで伝えること
・見下ろすなどの圧迫感を与えないこと

この3つを常に意識しています。

特に重点を置いているのは、笑顔で話すこと

最初は緊張しますよね。おそらく相手も緊張してるかと思います。

そういう時こそ笑顔を作ることが大事。自分が笑顔で接していれば、ミラー効果で相手も自然と笑顔になります

笑顔になれば笑い声が生まれる。

笑い声が増えればその場の空気も楽しく穏やかになる。

このような好循環が生まれると僕は考えています。

その第一歩が笑顔で接すること。

笑顔は誰でも作れるはず。緊張していてもまずは笑顔で接することから始めてみてください(^^)


次に声質。

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38%を占める声質も意識しておく必要がありますね。

声質で意識していることは

・大きく喋る
・普段よりも高いトーンで喋る

この2つを意識しています。

声は大きくしないと聞こえない方が出てくるのは容易に想像できるかと思います。

また、声を大きくすることに加えてトーンを高くするとより響き、聞き取りやすい声質になると僕は考えています。

特に男性はいつもより高いトーンで喋らないと、ごもって聞き取りにくかったりすることがあります。

また明るい印象を与えるためにも、トーンの高さは重要ですね。

・大きく喋る

・トーンを高くして喋る

この2つを意識して、体操やレクに取り組んでみてください。


以上が僕が体操やレクの雰囲気作りの際に意識していることです。

メラビアンの法則という心理作用に基づいて、どうすれば楽しくできるかということにフォーカスを当てた結果です。

視覚と聴覚からの情報がとても大事

ということは伝ったでしょうか?

極論ではありますが7%の言語情報は気にする必要はありません。

あなたが体操やレクのノウハウや効果を一生懸命話しても、全体の7%しか印象として残っていないのです笑

もちろんやる理由を伝えることは大切。

しかし「雰囲気作り」ということにフォーカスを当てた場合、言語情報というのはかなり優先順位が低いのです(:_;)

なのでまずは、

・どう見られているのか
・どう聞こえているのか

この2つから与える要素を、徹底的に詰めてみることをオススメします\(^o^)/


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