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格好でいきてる

経口から食事をとれるようになると、人は活力が沸くんだろう。

あれが欲しい、これがしたいと希望に満ちた言葉が出てくる。

食べる事=生きる事

その通りだと思う。

喉元にあいた傷口も、担当医が思っている以上のスピードで回復しているようで、機械を使った発声練習のリハビリが始まった。

そうなると、病室からの移動があるわけで、格好で生きてるパパにしたら

穴を隠すエプロンが必要になる。

売店で売っているけど、おしゃれではない。

柄物のエプロンを探すことになるが、まず販売していても、格好がよくない。

そうなると、ハンドメイドするしかないのだ。

それは、娘の私のできる事。

エプロンの試作がはじまる。

まずは、型紙から起こして、使い心地はもちろん。作る側も手数が少ないように考えなければ、作ることが負担になる。

試行錯誤は始まったばかり。


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