もっとFIBAルールバスケを観るべき!?

 先日NTCでU15ナショナルキャンプを研修コーチとして見学してきた。そこで学んだこと、感じたことはどこまで表に出して良いのかわからないのでキャンプの内容でない話を。

 HCアレハンドロ・マルチネスに質問をする時間がありいくつか訊かせてもらった。質問の回答の中でこんなことを話してくれた。ひとことで言うと「みんなもっとFIBAルールのバスケットをもっと見た方が良い!」である。これは日本におけるバスケット選手や指導者の多くがNBAを観る傾向が強いという前提に立っている。ちなみにアレハンドロHCはNBAを観るのは全体の25%程度にあえて抑えているそう。

 理由は2つあった。ひとつは、『NBAはFIBAバスケとはルールが異なる』だ。最大の違いはDF3秒である。ペイントのスペースが大きく空いておりスーパースター選手が1on1から華麗なアタックをしている姿がよくみうけられる。FIBAルールのバスケではそんなスペースはない、とのこと。もうひとつは、『マネしづらい』だ。レブロンジェームスやヤニスアデトクンポのようなスーパースターが素晴らしいプレーを披露しているのは誰もが周知であることだが、彼らのプレーをそのままマネできるボディ・身体能力をもつ日本人など存在しない。(今後現れる可能性はゼロとは言わないが…)

 以下はアレハンドロの話をきいて感じたことである。

 確かにNBAは面白くて参考になるが、ルールが違うからそのまま日本の指導に当てはまるとは限らない、というのは今までに無い視点だった。また、FIBAルールのバスケットはW杯やオリンピック等の世界大会が行われるときにしか観ていない。(高校バスケやB.Leagueはほぼ毎日観るが。)ふたつめの理由に関しては例が極端であったため他のリーグでもマネできない類の選手はいるのではと思った。だが、他のリーグを日常的に観ていないのが私の現状だった。FIBAルールの最高峰のバスケットボールをもっと観てみたい、そしてそこから学びたい!という気持ちが抑えきれなくなった。

 「よし、EuroLeagueを観よう!」と決めた。そして昨日契約を済まし視聴できるようになった。今後視聴を続けていく中でまた新たに気づいたこと、日々の指導につなげられそうなことがあったら投稿をしたいと思う。
 
 初めての投稿で拙い文章があったかもしれないがここまで読んでくださりありがとうございます。


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