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哲学を楽しむ

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「哲学する」ことを楽しんでもらえるような記事たちです。
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東大哲学者が2023年を振り返る

2023年のキーワードを1つ挙げろと言われたら「生成AI」と多くの人が答えるのではないでしょうか。それほど ChatGPTをはじめとしたAI関連のサービスは私たちの生活と身近になり、同時に「AIと人間」にまつわる問題も世間を騒がせました。 今の世の中を哲学者はどのようにみ見ているのか?哲学クラウドを監修する東京大学の梶谷教授に「AIと人間 ~本当に重要な問題とはなにか?~」と「2024年に向き合うべき”問い”とはなにか?」という2つの問いをテーマに2023年を振り返ってもら

東大教授の哲学者と考える「夢と幸せの関係性」

読了目安時間:3分 哲学は身近で、楽しくて、役に立つ! 皆さんこんにちは。哲学クラウド広報です。 突然ですが、皆さん、哲学に対して、どんなイメージをお持ちでしょうか? 実際にアンケートで聞いてみたところ、哲学に対してネガティブなイメージを持っている人が多く、50%以上の方が「暗い」「重い」「複雑」と捉えているようです。 この記事では、哲学者と身近な疑問やモヤモヤについて考え、哲学は「身近で、楽しくて、役に立つ!」ということを伝えていきます。 登場人物 ここからは、湯

哲学者が『メモの魔力』を読んでみた

■「ビジネス本」と対極にある「哲学者」という存在 こんにちは、哲学クラウド広報チームです。 『哲学クラウド』は、“哲学”というこれまで「お金にならない」と考えられ、活用されていなかった学問を組織開発に実装し、自律型組織の実現をサポートするプロダクトです。 最近でこそいろんな哲学本が出版され重要性も認知されてきていますが、哲学に対してネガティブなイメージを持っている人はまだまだ多く、実際にアンケートで聞いてみても50%以上の方が「暗い」「重い」「複雑」と捉えていました。 そ