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哲学を哲る

今日はそもそも哲学とはなんだろう?ということを哲ってみようと思います。
と言っても今回は哲るというよりも私のアウトプットに近いです😂

あなたは毎週、土曜日に哲学カフェで脳みそがプスプス言いながら話し合ってますが他の人に哲学ってなんですか?って聞かれたら答えれますか?

私の答えは「NO」です!

なので哲学についてちょっと勉強してみました。
といっても本を1冊途中まで読んでるだけです。
「やさしすぎる哲学入門」という本の第1章まで読みました。
やさしすぎるのにまだ1章ですがそんなことは気にせずアウトプットしていきます。

みなさんも聞いたことありますよね?
『アウトプットまでがインプットです!』
このブログを読んでるあなたと、書いてる私

この差はこれを読んでる間にもドンドン広がっていきます。
この前のブログにも書きましたが結果を出すのは行動です。
これを読んでやばい!と思った人はすぐに雅人さんに次は私が書きます!
書いてみたいです!とDMしましょう。
このnoteを閉じて今すぐです。迷ってる間に他の人がDMしてたらあなたの番は次の週です。
さぁ、来週の記事は誰が書いているのか楽しみですね♫

「あなたの番です」

 ↑これを言いたかっただけです。
最近、Huluで2回目を見てハマってました。
共感できる人は僕にDM下さいw

時を戻そう。

哲学とはなにか?
これを知るためには何が必要か?
それは歴史だと私は思います。
哲学に限らずどんなことでも深く知るためには歴史を知ることが重要だと私は思います。

「哲学は学問の母」
「哲学者は儲からない」

こんなワードを聞いたことがないでしょうか?
これも歴史を知れば読み解けるはずです。

では第1章の「哲学の古代から中世編」をやっていきましょう!

まず覚えて欲しいのはこの4人です。

・プロタゴラス  『人間は万物の尺度』
・ソクラテス   『無知の知』
・プラトン    『イデア論』
・アリストテレス 『哲学とは知を愛すること』

哲学のルーツは古代ギリシアであると言われています。
その古代ギリシア哲学の中でも「やさしい哲学」なので超有名なこの4人だけを覚えてもらえればOKです。

相対主義を唱えた古代の哲人ーーープロタゴラス

プロタゴラスの主張を示す言葉として有名なのは「人間は万物の尺度である」です。

前回の哲学カフェのテーマでもあった「人生に冒険は必要か?」
この時も興味深かったのが『冒険』の捉え方が人によって違うということです。『冒険』を練習と捉えてどんどん冒険に出る人、『冒険』にはリスクもあるのであえて冒険する必要はないと思う。などと人によって『冒険』の捉え方が違いましたよね?

他の内容でもどうでしょうか?
「人を殺すことは重罪である」と聞いたらみなさんも当然そう思いますよね。

もちろん今の日本で人を殺せば間違いなく極悪人として処罰されます。
ですが戦争中ならどうでしょうか?
もしくは戦国時代など人を斬りまくって敵をたくさん殺した人が英雄となっていた時代もあります。
戦争中や戦国時代なら敵兵を殺しても殺人罪には問われないし、死刑を執行した係員も逮捕されることはないですよね。

つまりどういうことかと言うと「人を殺すことは重罪である」という問いの答えは時と場合によるということです。多くの人が承認する法律で認められているなら殺人であれ何であれ罪には問われないのです。

物事の判断基準は人にもよるし、時と場合にもよるのです。
時と場合を判断するのは人なので最終的にはすべて人間の判断次第となるのです。

これには絶対的なことは何もなく人がひとつひとつ判断するしかありません。
こういった考え方を『相対主義』と呼んでいます。
価値観は人それぞれで人は時と場合によってさまざまな判断をする。
それならば絶対的な心理を求めることには意味はないですよね。

では何が正しいのでしょうか?

何が正しいか?これもまた万物の尺度ーーー人間が決めることになります。
つまり多くの人を納得させることができれば正しい物事として扱われることになるのです。

こうなってくると大切なのは「民衆の支持を集めること」になってきます。
周囲を納得させて支持を得れば主張は正しいと認められるのです。
つまり相対主義の世界で重要なのは人々を納得させるトークスキルです。
みんなから正しいと言われる理屈は正しいし、みんなが納得する思想は正しい…実に民主的な考え方ですね。

プロタゴラス流の人々を納得させることができる弁論術を駆使するグループはソフィストと呼ばれ大人気となりました。

しかし、一見正しいように思える相対主義にも大きな問題がありました。
それは今の日本でも問題になっている多数決で勝てばどんな考え方も正しいと見なされる社会。票を取りにいくことが一番の政治。

内容が薄くても投票数の多い老人優先の社会にすれば勝てる社会。
弁論術を褒め称える民主主義とは要するにそういった社会です。

本当にこれでいいのでしょうか?

この行き過ぎた相対主義に1石を投じたのが「無知の知」で有名なソクラテスです。

相対主義にびっしり染まった社会にソクラテスがとった驚愕の行動とは!?

2000文字を超えてきたので今回はここまでにしようと思います。

続きはまた今度

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