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TFローグライクカードゲーム「ソリアの秘宝」プレイ感想

こんばんは、てつです。今日は僕の中でTFゲームと言えばこの方!ってくらいお世話になっているkonoeさんが先日公開した新作ゲーム「ソリアの秘宝」のプレイ感想を書いていきます。毎度の事ながらTwitterに書くには少しだけ長い感想をこちらに綴っていきます。僕のnoteは基本的に長すぎるツイートの代わりにしか使われていませんがそれは果たして本来の使い方なのか…

Konoeさんって?

konoeさんはpixivやTwitterで活動されている、ケモノのイラストやTFゲーム開発を行っている方です。
主に題材は変身(transfur)なのですが、konoeさんの作品は変身におけるニッチさやフェチを”理解っている”内容や、そこに重点を当てた作品が多く、「わかる!」と頷かされる内容や、transfurにそんな視点があったのか!と驚かされるような良い作品がとても多いです。
transfurはマイノリティな上に人それぞれハマるシチュエーションが違う、というなかなかに癖のあるジャンルですので、僕の癖にどストライクなkonoeさんの供給にいつも助けられています。
そんなkonoeさんは、ここ数年はゲームの開発に注力されているように見受けられます。konoeさんの作るゲームは多種多様で、2Dアクションゲームに始まり、RPGやパズル、3Dアクションゲームなど多岐にわたるゲームを世に放ってくれています。また、3Dモデルの販売や着ぐるみ漫画など、多種多様なジャンルでご活躍されているとてもすごい人なんですね!!(突然の語彙力の喪失)
konoeさんのゲームはイラストの例に漏れず、しっかりとTFの良さをゲームに落とし込んでいる、とても、とっても良い作品ばかりなので、プレイしたことのない人は1度プレイしてみてほしいです。
僕が1番好きなゲームは「エストラの迷宮洞窟」です。短編と書かれていますが、全ての要素をコンプリートしようとすると平気で5時間とかかかります。
全部のゲームの良さを語りたいところですが、前回のnote程の膨大な感想になってしまうのでそれはまたの機会に……
余談ですが、プロ体を知らなかった時の僕は着ぐるみに微塵の興味もなく、そんな時にkonoeさんから着ぐるみ本が発売され、当時TF本だと思っていた僕はワックワクで購入したんですが、本編はただ着ぐるみを着てるだけという少し物足りない…というか、どういう本?という感想しか出てきませんでした(おまけでTFはあったよ!)
しかし、絶賛プロ体どハマり中の僕はその本のことを思い出し、見返してみると……Oh!fetish!僕はまだ着ぐるみを知ったばかりで着たこともない新参者なので、良さを完全には理解出来ていないものの、グッとくるものを感じました。多分着ぐるみを持っている人には「わかる!」内容になっているんじゃないかな?と思いました。いつか着る機会があればその後に見返してみるとまた違った感想になるかもしれませんね。

「ソリアの秘宝って?」

ソリアの秘宝とは、数々のTF良ゲーを生み出してきたkonoeさん新作のローグライクカードゲームです。まさかの無料です。皆さん今すぐプレイしましょう。(ステマじゃないよ)

https://konoe-anim.booth.pm/items/4219772

konoeさんの制作ゲームは1時間程の短時間でクリア出来るミニゲームのような作品と、クリアだけなら1時間程ですが、ゲーム内の全要素コンプリートを目指そうとすると数時間はかかる作品、に分類できるのですが、ソリアの秘宝はプレイスタイルによって別れます。TF要素にしか興味が無い人にとってはミニゲームに。攻略情報なしでのコンプリートを目指す人にとっては後者になります。
 

「ソリアの秘宝のプレイ感想」


・初プレイ時の感想

結論から申し上げますと、面白かったです!そこは間違いない。TFゲームという時点で、TFイラストにストーリーが付いていて、そこに至るまでの過程を自分で導ける訳ですから、ゲームになっている時点でマイナス評価にはならなかったですね。
ただ、最初だけ少しつまづきました。スタートボタンを押すと、チュートリアルや操作説明がなくいきなりゲームが始まり、そのまま戦闘が始まります。ゲームが入ったzipファイルにゲームと一緒に操作説明書が同封されていることに気づかず(全ゲーム同じく同封されているのになんで気づかない?)、しばらく戦闘方法に気づかず、「あれ?攻撃カードが使えない?」とアホムーブをかましていました。
さらに、ローグライクカードゲームというゲームの説明も特になく、ゲームシステムを理解していないと操作方法がわかっても攻略にはかなり苦戦すると思います。僕はつい最近似たようなカードゲームをしていたので何となくのノウハウや強カードなどが分かり、ルールを理解してからは攻略を進めることが出来ました。

・戦闘ルール


簡単に今回の戦闘システムを説明すると、以下画像のようにプレイヤーは「デッキ」を所持しており、全12枚のカードを駆使して戦闘を行います。戦闘はターン制で、毎ターン手札が5枚になるように山札から自動補充されます。使用したカードは捨て札に行きますが、基本的に山札が無くなれば捨て札にあるカードが山札に戻り、再度ドローできるようになります。
プレイヤーはカードの左上に表示された数字分の「エナジー」を支払ってカードを使用することができ、エナジーはカードを使用ではなく”捨てる”ことによって全カード共通でエナジーが1溜まります。エナジーはターンを繰り越しても基本なくなりません。どのカードを捨て、どのカードを使うか、そのあたりの判断が大事になってきます。

戦闘画面

・ゲームシステムについて

konoeさんは基本Unityエンジンを使用して、おひとりで作品を作り上げています。(多分)システムやシナリオを考えるのも、UIも、BGMも、プログラムも、ソフト化も、アイデア段階から販売に至るまで、全てを1人でこなすのは相当な作業量のはずです。めちゃくちゃ尊敬しています。
今回もカードのDD(ドラッグ&ドロップ)で直観的な操作ができるという新たなシステムが導入されており、とても楽しませてもらいました。
僕がkonoeさんのゲームを好んでいることの理由が、もちろんTF要素があるというのが大きいのですが、それプラス高難易度要素がある、というのが大きいです。
僕は歯ごたえのある敵を工夫して倒すのは、戦闘ゲームのあるべき姿だと思っていて、そこを蔑ろにせずしっかり作りこんでくれて楽しませてくれるゲームで凄く嬉しかったし、仮に倒されても負けイベとしてTFが用意されていることも多く、勝っても負けても美味しいというTFゲームの良さもあります。
また、最近konoeさんの出すゲームの攻略難易度が上がってきている気がしています。今回のゲームも初見殺しがあったり、ローグライクカードゲームをある程度プレイしている身からしたら強力なデッキ構築が何となく分かり、それを組んで余裕ムーブをかましていたら、その構築に対するメタ敵なども配置していて、めちゃくちゃうっとおしいです(喜)
もちろんTFだけが目当ての人からしたらゲーム後半のTF要素を見るために前半攻略するのがうっとおしい、と思う人も居るかもしれませんが、そこの需要もちゃんと理解しておられるのが流石konoeさん。攻略情報にデバッグモードの仕方も載っているので、TFシチュだけみたいよ、という人へのサポートもバッチリです。デバッグモードを使わないでクリアしないと見れない要素がある!みたいなこともソリアの秘宝にはありません。全部見れます。良心的てす。そもそもターゲット層がTFが見たいという人向けですからね。僕の方が少数派かもしれません。

まとめ

元々僕がkonoeさんゲームファンなのでべた褒めになってしまいましたが、TFゲーム好きにとっては癖が沢山出てきて堪らない内容となっていますので、少々難易度が高いですが、ぜひデバッグモードなしでのクリアをめざして欲しいです……なんて贅沢は言わないので、ここまで読んでくれた人はぜひプレイして見てほしいです。プレイは無料ですが、モンスターの詳細設定やおまけイラストが見れる”支援版”もあるので、もし楽しめたら是非購入を検討してみてはいかがでしょうか。(ステマでh……)

https://konoe-anim.booth.pm/items/4219772

ではまた。

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