23〈しもふさよ 　私は帰ってきた〉しもふさ120分エンデューロレース①

〈しもふさよ私は帰ってきた〉

※エンデューロレース※
耐久レースのことです。今回は、120分の個人戦。霞ヶ浦5時間、筑波山サーキット8時間といったチーム戦にも参加した経験があります。

　千葉県成田市にある『しもふさフレンドリーパーク』のコースを走るのは二度目となる。

　前回は、2018年9月。

　ジャスティスに霞ヶ浦の前哨戦として出場を勧められた。120分のエンデューロに出場予定だったが、定員オーバーで締め切られてしまい、この時は、初のクリテリウムレースに出ることとなる。このクリテリウムレース参加の経験が、後の『大磯の悪夢』を引き起こすこととなるのだが・・・。

　5月6日（月）AM4時15分起床
アケミ（猫）の出産でドタバタしており、床についたのは12時頃・・・。これからレース前は、お酒は無し！！睡眠時間は6時間は確保したい！！

忘れ物は無いか何度も確認した。

出発準備は万端だ！！

玄関を出ると雨がパラついている

（雨はやむだろうけど、ちと、寒いかも。ウィンドブレーカーを持ったいったほうがいいかも）

車のエンジンを一度切り、家のカギを開けて、ウィンドブレーカーを手にする。

そこで、驚愕の事実が・・・。

なんと

ホイールが玄関におきっぱなし・・・。

ホイール無しで、レースに向かうところでしたよ・・・。

自分のアホさかげんがもはや怖い・・・。

AM5時5分出発

東関道を突っ走り、6時20分には会場の「しもふさフレンドリーパーク」に到着。

思いおこすと、ひとりでレース会場にいるのは初めてだ・・・。

いつも誰かいたし。

（とうとう、ひとりでレースに出るようになっちまったか・・・。）

自分がどこに向かっているのか？

そして、ほんのり寂しさを感じながら、サーヴェロをハスラーからおろしていると

「トダさんですよね？」

「はいぃ～？」

突然で、わけのわからん返事をしたと思う。

振り返ると

なんと

知らない人！！

頭のデータベースがフル回転するが、思い出せない・・・。

「ガッツさんの知り合いで、Iといいます。(^_^)」

「ああ～！！どうも！！お世話になってます！！」

知らない人だし、

解説してくれる人いないし、

速そうなオーラ出てるしで、
（後で知りましたが、今回の120分エンデューロ6位の方でした！！）(´д｀)

あわてふためく・・・。

（全然しゃべれなくてすみませんでした！！(´д｀)）

あわてながら挨拶をして、

レース準備の続きをする。

マーモットのジャージ上下に

日焼け防止のアームカバー、

レッグカバー

グローブ

ヘルメットの下のアンダーキャップ

マモカラーのソックス

ビンディングシューズ

赤いヘルメット

ゴーグル

補給用エネルギージェル

高カフェインジェル

BCAAの粉末

ボトルの中身も高エネルギー系のドリンク

と装備を整えていく

この装着していく感覚がなんともいえない

なんだか変身している感じ

パーツをつけていくごとに、段々と戦闘モードになっていく感じが好き。

ロードバイクが好きな人たちの中には、変身願望が強い人たちが多い気がするなぁ。

レース後に、ほぼこの格好一人でコンビニ入ったら

（俺、はたから見たらド変態だな・・・。）

って思ってしまうけど・・・。　　
　
　
準備を着々と進めていると、茶色いウェアを着た、ウィンドさんが現れた！！

なんと、雨の中、忙しいのに、自走で成田まで応援に駆けつけてくれたのです！！(´д｀)

ウィンドさんとは、出会って一年も経ってないのですが、ほんとに可愛がっていただいております。

つーか、ほんとに多くの方々によくしていただいてます。人との付き合いの深さって、出会った時間とか関係ないかもしれませんね。それだけ、自転車乗りの関わり合い方って密度が濃いのかもしれない。

ウィンドさんから差し入れいただいて、ちゃっかり、試走もご一緒してもらっちゃいました！！ウィンドさんのヴェンジにグイグイ引っ張っていただき、心拍もいい感じで上がってきた！！

『大磯の悪夢』以来

レース前の気持ちは、なんだか落ち着いている。

　この「しもふさ」でのターゲットとしているレースは、実は秋のしもふさクリテリウム。

理由は、去年からどれだけ伸びたかを知りたいから。

だから今回はどんなテーマで走ろうか悩んでた。

クリテリウムレースのつもりで、オールアウトしてもいいから、10周は全開走行で行くか？

それとも、ペースを考えて120分の完走を目指すか？

そんなこと考えていたのですが、出場選手の中に、「手賀沼」の大物の方がいらっしゃいました。

『手賀沼の宇宙要塞ドロス』（すみません初めて後ろついた時から思ってました）こと、Kさん。

（ドロスさんにいけるところまで、ついて行ってみるか？）

まもなくスタート。

さり気なく、ドロスさんの真後ろにつくトダ。

レースの行方は・・・。