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恥ずかしい挨拶

ある程度の年齢を重ねるにつれ最低限の挨拶で済ませるようになった。そんな事はないだろうか。言葉の意味も深く考えず呪文のような言い回しを脊髄反射で口腔内から発射する。毎日使ってると麻痺したのか特に何も考えず発してしまう。

「また逢う日まで」と最後に口にしたのはいつのことか。
「今日が最後ではない」といった意味の希望を込めた言い回しのような気がして、面と向かってなんてなかなか恥ずかしく言えたものではない。もしくは「まあ...もう会う機会は無いと思うけど(一応言っておくか...)」の婉曲表現なのかもしれないが。
そんな言葉を発する為に背中を優しく押してくれる粋な計らいの装置。

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OLYMPUS E-M5/M.ZUIKO DIGITAL 60mm F2.8 Macro


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