見出し画像

【店内でのマスクの着用について】

いつもテトラをご愛顧いただき誠にありがとうございます。

今回は店舗にお越しいただくお客様にお伝えしたいこと。


2020年より現在まで長く続くコロナ過に於いて、この2年以上テトラ店内ではスタッフ(と言っても現在は店主一人)はマスク着用で接客対応させていただいておりましたが、
先週からマスクを外しました。

賛否両論があるのは承知で
店主である私自身、どういう経緯でノーマスクなのか、ということを大切なお客様方にはお伝えさせていただきたいと思います。

まず、私が思っていることは
『こどものマスクを外させてあげたい』ということ。


顔が見れない、
表情が読み取れない、
呼吸が浅くなる、
これからの時期は熱中症のリスクもある、
そして、2年以上という長い歳月

こんなことが小さなこどもたちにとってどれだけのデメリットがあるでしょうか。

大切な成長期に
2年以上もの間、家族以外で会うほとんどのひとの顔の半分は覆われている。

2歳以下の赤ちゃんに限っては家族以外の顔は見たこともない、という現実。

ごく自然に、大人の口の動きを見て真似て言葉を覚えるってこともありますよね。

また、このコロナ禍で、鬱、虐待、不登校、若い世代の自死、いずれも増加しているということ。

関係はないでしょうか?

マスクだけの問題ではないですが、少なからず身体や心に小さな影を落としているひとつの原因のように思えるのです。

2年余りが経ち、我が家で子どものマスクを外させたいという話し合いの中で
『子どもの前に、まずは大人じゃない?』と夫に言われ、
私としては
『大人は我慢するにしても大事な成長期にある子供だけでも外させてあげたい』
という想いがあったからこそ、自分が外すということに抵抗があったのが事実です。

それまでも屋外や人気の少ないところでは着けていなかったけど、
いろんな方が出入りするお店をしながらマスクをしないということ

お客さんにどう思われるだろう?
こんな店では買い物できないと思われないだろうか?

《お客さんもわたしにとってはとても大事な人》であり、不快にさせたくない、というのが本音です。

ただ、これも結局周りの目を気にしているってことなのかな、としばらくの間悩みました。
結局その目を気にしていては何ら変わりようがないということ。


とある人に相談したら【基準をどこに持っていくか】ということを話してもらえて、悩みながらもノーマスクを決めました。

もちろん色んな生活の場面で臨機応変に対応はしていますが、テトラではひとまずやめました。

この春小学生の子と話した時、お互いマスクしていない中、その子は口元を手で押さえながら話していたこと。
飛沫を飛ばしちゃいけない(飛ばされたくない)、迷惑をかけちゃいけない、と常に頭の中に意識がある。
こども達はこの2年余りの間の生活によって、我慢を通り超えて当たり前にすらなっている。

友達の子供はマスクしていないとパンツを履いてないくらい恥ずかしい、と言っているらしいこと。

いろんなイベントがなくなり、体験する機会が無くなってしまったこと。

黙食なんてものが当たり前になってしまったこと。

こどもたちの我慢の常態化。
長期にわたるマスク生活で、後々の影響はどう出るかわからない。

わたしはこんな感染対策のない時代に色んな経験を一通りさせてもらえたから、我慢することは致し方ないことだと思えるけど、
若い人たちの様々なチャンスもなくなってしまっている。

もう本当に【コロナ禍】をおしまいにしたい。
ウイルスはなくならないし【withコロナ】であるならば、適応していく他はない。
推奨されている
ソーシャルディスタンス、こまめな消毒、マスクの着用、これらを永遠に続けていくつもりはわたしにはありません。

今となっては感染したとて多くの人が直接死に繋がるようなウイルスでもない。
規制が緩和されたイギリスやスペイン、アメリカや韓国みたいに、国から大々的に

マスクしなくてもいいよ!
身体がしんどい時は無理せず養生しよう!

ということになればそれがベスト。

が、それを期待していてもいつになるか正直わからない。

諸外国と違い、日本ではマスクは義務ではないのだから、国だってひとまず安全な方へ、としか動かない。

だからこそ、個人の判断で動くしかないのかと思っています。

もちろんいろんな意見があるし、
優先するべきことはそれぞれが違う、
これは私の指針というだけ。
そんな訳でお店では外すことにしました。

批判はあると思うし、批判的な人は静かに離れていくだけだとも思います。
お店をする上で致命的にもなり兼ねない。

でも他の人や国に頼るのではなくて、自分で判断しようとおもった結果です。


ただ、マスクをしていない人に対して不安があるという方がいるのも十分理解しています。
接客業なのでそれなりにお話もします。
いつも手元にマスクの用意はしているので気になる場合は遠慮なく『マスクしてください』とお申し出ください。
その時々で対応させていただきます。

なかなか感覚の違いがあるので、一概にご理解いただけるとは思っておりませんが、
多くのみなさんも思ってらっしゃるであろう、
子供たちを守りたい、家族や友達と会いたい、顔を見て笑い合いたい、楽しくおしゃべりしながら食事をしたい、そういう当たり前の毎日を取り戻したいと思っています。

お店で気になるって人は遠慮なく『マスクしてー』って言ってくださいね。


こんなお店ですが、どうかこれからもよろしくお願いいたします。

長い文章をご覧頂きありがとうございました🙏

この記事が参加している募集

多様性を考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?