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3月の予定

先日、曲水(きょくすい)ということばを教えていただきました。
曲がりくねって流れる小川のことであり、川の入り曲がって渦を巻いているところでもあります。
また、旧暦の3月3日に行われている曲水の宴のことを指すこともあります。

雪解け水が集まっているせいでしょうか。
春の水は、音も、色も、姿も、どこか優し気で、そろそろと外に出ていこうとしているように見えます。
見上げると、春告げ草とも言われる梅が花を咲かせています。

そんな春の風景を見た時、思い浮かんだのが、一枚の日本画でした。


尾形光琳の国宝である紅白梅図屏風は、白梅と紅梅をはさんで、中央に流れが描かれています。
梅じゃなくて、流れが真ん中になっているのが不思議だなと思っていたのですが、この流れこそが生命の源を表現しているのだと気づきました。

Teto tetoの3月は、春を待ちわびた人たちと、春の訪れを喜び合うそんな月にしたいと思っています。
広島そごうのマルシェで一週間にわたり出品したり、地元川西のマルシェや、三次のトレッタのイベントに出店する予定です。

3月7日(火)〜19日(日) さとやまマルシェ(広島そごう)

昨年はじめて出店させていただいた、さとやまマルシェ。
広島そごうの本館5階という広島の中心地に、中山間地と呼ばれる農山村でがんばっている人たちが作った商品が並びます。
作った人自らが店頭に立って、商品の説明をしてくれるのも魅力です。
出品者に共通しているのが、大好きなさとやま・さとうみで仕事を作り出して生きていきたい、とがんばっていることです。
素敵な商品と生産者さんにたくさん出会える、とてもあたたかくて人間くさいマルシェです。

https://satoyama.bplab.biz/


3月18日(土) かわにしマルシェ


川西郷の駅で毎月開催している里山の魅力がぎゅーっと詰まった!マルシェです。
ここでとれた美味しくて新鮮な野菜や果物、手作りの体に優しいお菓子や加工品、工作やクラフトなどを楽しむことができます。
冬が厳しい川西では、12月から3月はマルシェもお休みでした。
おなじみの出店者さんに久しぶりに会えるので今から楽しみです。
かわにしマルシェでは、体も心も温かくなる企画や美味しいものがたくさん用意されているので、どうぞお楽しみに。

3月19日(日) 「三次を満喫しに来てみん祭(さい)」@トレッタみよし

http://www.torettamiyoshi.jp/
三次市では一番大きな産直市のトレッタみよし。
春の行楽シーズンのスタートを、トレッタと生産者さんとで盛り上げようというイベントです。
人に何かをすすめる時に、「〜しんさい」というのは三次の方言です。
私も、子ども達も、当たり前に使っていることばです。
「来てみん祭(さい)」と書くと、田舎のおばあちゃんぽくて、私はちょっとかわいいな、と感じました。

それぞれのイベントの詳細や、出店内容については、追ってFacebookとInstagramなどでお知らせしていきます。
みなさんにお目にかかる日を楽しみにしています。





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